失われたマトリックスを求めて 2
投稿者: goo_dby 投稿日時: 2004/07/14 16:22 投稿番号: [171135 / 177456]
すべてを物質に還元してとらえる科学主義的な世界観は、すべての中心に個人主義がおかれている。それを要約すると、「あなたは自分が複雑な存在で、生きていることに意味があると思っているけど、そんなものは単なる感覚中枢神経を流れるホルモンの問題であって、物質の働きにすぎないんだよ。だからモノに過ぎないあなたは、死んだら、もとのバラバラなモノに解体してしまうんだよ」と説得されることになる。みんながバラバラに存在していて、しょせんは皆一人ぼっちで寂しく死んでいく運命で、死んだら最終的にすべて無に帰して完結するという物質文明の思想であり、それが結局のところ、戦後日本の悲劇のキーワードともいえる個人主義プロブレムなのである。
そういう世界観を真面目に受け止めれば受け止めるほど、だんだんと自虐的になるというか、シラけるというか、生きる活力そのものを崩壊させられてしまう流れになっている。
この「神はいない。死んだらバラバラの意味のない物質になるだけ」という世界観は、正直な話し、どう生き延びるかというサバイバル技術どころか、どちらかと言えば「生きる意味なんてもともとないんだよ」といった具合の、むしろ「死に方の指導」をしている教育指導要領といえるものなのだ。
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