・・・というか
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/05/30 22:57 投稿番号: [170776 / 177456]
よく解らないのですが、いまのイラクという国は無政府状態だと思うのです。
フセインの強権政治が取り払われた後、そこに露出してきたのは、日本社会のようなのっぺりした単一構造ではなく、
民族と宗教諸派が錯綜して縦にも横にも重層した複雑な社会構造だったということです。
さまざまな勢力が宗教的・政治的ポジションも含めてさまざまな利害を異にして、
とりあえず反米闘争という点ではほぼ一致しているとはいえ、そこにもまたさまざまな温度差があると思います。
傀儡と目されるイラク統治評議会の中だって、
野心あらわなチャラビやらなんだかよくわからないアラウィやら有象無象が蠢動しているわけですから。
・・・つまり、アメリカの協力者である日本政府=日本国=日本人、したがって「日本人だから」という理由で攻撃の対象になると考える一派もあれば、
政治権力というものとその下で生活する人々は分けて考えるべきだ、という理由で日本人ボランティアを解放する一派もある、
もっと極端に云えば、いまなら外国人を殺害しても罪に問われることはないから、レジスタンスを建前に外国人を狙って強盗してやろうという連中まで・・・。
個人的思惑のレベルだって、高邁な政治的宗教的理念をもって社会を立て直そうという人から、ただの立身出世主義者や金儲けがしたいだけの連中まで、
誰が誰やら解らないままあらゆるところにうろうろしていると思います。
さらに、あらゆる事件が必ずしも計算ずくで起きるとは限らない。
その場の勢いと云うこともあるし、ただの誤解、間違いということもあるし、「陰謀」もある。
(そんなことで殺されたんじゃたまりませんがね)
だから、どこからどこまでが敵で、どこからどこまでは中立的で、どこからどこまでが味方か、イラクの人々にもまだ余りよく区別できない、
あるいは諸派によってそのラインの引き方が違うと云うことだと思います。
誰もがこちら側の思惑をそのままストレートに受け取ってくれるとは限りませんし。
うまくまとまりませんが、僕はそんな風に考えています。
これは メッセージ 170769 (katakurichan2 さん)への返信です.
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