抵抗ゲリラは、周到な準備をしていた
投稿者: abcxyz_news 投稿日時: 2003/11/13 06:47 投稿番号: [160616 / 177456]
スコット・リッター
11月10日
クリスチャン・サイエンス・モニター紙
http://www.csmonitor.com/2003/1110/p09s02-coop.html
(エキサイト翻訳)
http://www.excite.co.jp/world/url/body/?wb_url=http%3A%2F%2Fwww.csmonitor.com%2F2003%2F1110%2Fp09s02-coop.html&submit=%83E%83F%83u%83y%81%5B%83W%96%7C%96%F3&wb_lp=ENJA&wb_dis=2&wb_co=excitejapan
1996年、
わたしは国連査察団の一員として、
バグダッド郊外にある(Mー21)と呼ばれる
イラク諜報機関の複合施設を調査した。
そこで、
大量破壊兵器の証拠は見つからなかったが、
もっと別なものを発見した。
わたしたちがその諜報施設に入るなり、
3人のイラク人が書類を抱えたまま逃走しようとした。
しかしわれわれは彼らを捕獲し、
その書類を押収した。
それは、いま毎日のように米兵を殺している
IED(自家製爆破装置)についての文書だった。
どのようにして道路脇に爆弾をしかけるか、
既存の爆発物からどういうふうにIEDを組み立てるか、
爆弾をどのように偽装して敵軍団を罠にはめるか、
どんなタイミングで爆破したら
最大の被害を敵に与えられるか・・・など、
それは高度に洗練された計画案だった。
わたしが見たこの情報は、
イラク戦争後の反乱を予期してのゲリラ計画書とも呼べるものだった。
この経験から、二つの重要な事実が引き出されるだろう。
(1) 今日、イラクで米兵を殺している武器や作戦は、
前政権によるものであり、
海外から流れ込んだものではない。
(2) 今日の反米レジスタンス運動は、
イラク人自身によるものであり、
占領軍が認識しているよりも、
より広範囲に、より深く
イラク民衆に根付いた動きである。
イラクをパトロールする米兵にとって、
IED(自家製爆破装置)は、恐るべき凶器になっている。
ハイウェーを走行する米兵たちは、IEDの恐怖に神経をすり減らし、
「ひょっとしたらこれが、人生最後のドライブになるかもしれない」
とおののいている。それはまるで、
ロシアン・ルーレットのようなものだ。
……
フセイン忠誠派の兵士や諜報員は、
バグダッドの隅から隅まで、誰がどこに住み、誰が反政権派で、
誰と誰がつながりがあるかまでを把握していたのだ。
またそれは、バグダッドだけではなく、イラク全土でも同じことがいえる。
これらの情報を握っているフセイン忠誠派は、
彼らに同情的な住民の間に隠れて、
痕跡を残さないままレジスタンス活動ができる。
実際、対ゲリラ活動の専門家の見積もりでは、
100人のゲリラ戦士に対して、だいたい1000人から
1万人の割合で地元のサポーターがいるということだ。
ブッシュ政権は、
「ゲリラ攻撃は、アルカイダのような海外からのテロ集団によるもの」
と喧伝しているが、
それは無理なこじつけだ。
もし外国人がバグダッドで捕まるとしても、
彼らはフセイン忠誠派レジスタンスにより、
注意深くコントロールされている。
外国人は、手投げ弾やロケット弾のように、
消耗してもよい兵器として、
ゲリラに利用されているだけなのだ。
ブッシュ政権が
フセイン忠誠派レジスタンスの組織的抵抗を正直に認めないのは、
【もしそれを認めると、政治的な墓穴を掘ることになりかねないからだ。
それは、戦争前のイラク状況の査定をしくじり、
戦後の反乱を予想しきれなかったと、認めることを意味する。
現実から目をそむける暫定占領当局は、
いまだに有効な解決策を見いだせないでいる。
解決策の欠如は、レジスタンス攻撃に油を注ぐことになり、
手に負えない状況にまで進む恐れがある。
それは泥沼に陥ることであり、
敗退の可能性をますます大きくすることなのだ。】
月刊『世界』(岩波書店)12月号に、
スコット・リッターがイラクの現状を
分析して小泉政権の自衛隊派遣に警鐘を鳴らす
「“”日本よ、軍事的失策の道連れになるのか“”」
(星川@TUP訳)掲載。
クリスチャン・サイエンス・モニター紙
http://www.csmonitor.com/2003/1110/p09s02-coop.html
(エキサイト翻訳)
http://www.excite.co.jp/world/url/body/?wb_url=http%3A%2F%2Fwww.csmonitor.com%2F2003%2F1110%2Fp09s02-coop.html&submit=%83E%83F%83u%83y%81%5B%83W%96%7C%96%F3&wb_lp=ENJA&wb_dis=2&wb_co=excitejapan
1996年、
わたしは国連査察団の一員として、
バグダッド郊外にある(Mー21)と呼ばれる
イラク諜報機関の複合施設を調査した。
そこで、
大量破壊兵器の証拠は見つからなかったが、
もっと別なものを発見した。
わたしたちがその諜報施設に入るなり、
3人のイラク人が書類を抱えたまま逃走しようとした。
しかしわれわれは彼らを捕獲し、
その書類を押収した。
それは、いま毎日のように米兵を殺している
IED(自家製爆破装置)についての文書だった。
どのようにして道路脇に爆弾をしかけるか、
既存の爆発物からどういうふうにIEDを組み立てるか、
爆弾をどのように偽装して敵軍団を罠にはめるか、
どんなタイミングで爆破したら
最大の被害を敵に与えられるか・・・など、
それは高度に洗練された計画案だった。
わたしが見たこの情報は、
イラク戦争後の反乱を予期してのゲリラ計画書とも呼べるものだった。
この経験から、二つの重要な事実が引き出されるだろう。
(1) 今日、イラクで米兵を殺している武器や作戦は、
前政権によるものであり、
海外から流れ込んだものではない。
(2) 今日の反米レジスタンス運動は、
イラク人自身によるものであり、
占領軍が認識しているよりも、
より広範囲に、より深く
イラク民衆に根付いた動きである。
イラクをパトロールする米兵にとって、
IED(自家製爆破装置)は、恐るべき凶器になっている。
ハイウェーを走行する米兵たちは、IEDの恐怖に神経をすり減らし、
「ひょっとしたらこれが、人生最後のドライブになるかもしれない」
とおののいている。それはまるで、
ロシアン・ルーレットのようなものだ。
……
フセイン忠誠派の兵士や諜報員は、
バグダッドの隅から隅まで、誰がどこに住み、誰が反政権派で、
誰と誰がつながりがあるかまでを把握していたのだ。
またそれは、バグダッドだけではなく、イラク全土でも同じことがいえる。
これらの情報を握っているフセイン忠誠派は、
彼らに同情的な住民の間に隠れて、
痕跡を残さないままレジスタンス活動ができる。
実際、対ゲリラ活動の専門家の見積もりでは、
100人のゲリラ戦士に対して、だいたい1000人から
1万人の割合で地元のサポーターがいるということだ。
ブッシュ政権は、
「ゲリラ攻撃は、アルカイダのような海外からのテロ集団によるもの」
と喧伝しているが、
それは無理なこじつけだ。
もし外国人がバグダッドで捕まるとしても、
彼らはフセイン忠誠派レジスタンスにより、
注意深くコントロールされている。
外国人は、手投げ弾やロケット弾のように、
消耗してもよい兵器として、
ゲリラに利用されているだけなのだ。
ブッシュ政権が
フセイン忠誠派レジスタンスの組織的抵抗を正直に認めないのは、
【もしそれを認めると、政治的な墓穴を掘ることになりかねないからだ。
それは、戦争前のイラク状況の査定をしくじり、
戦後の反乱を予想しきれなかったと、認めることを意味する。
現実から目をそむける暫定占領当局は、
いまだに有効な解決策を見いだせないでいる。
解決策の欠如は、レジスタンス攻撃に油を注ぐことになり、
手に負えない状況にまで進む恐れがある。
それは泥沼に陥ることであり、
敗退の可能性をますます大きくすることなのだ。】
月刊『世界』(岩波書店)12月号に、
スコット・リッターがイラクの現状を
分析して小泉政権の自衛隊派遣に警鐘を鳴らす
「“”日本よ、軍事的失策の道連れになるのか“”」
(星川@TUP訳)掲載。
これは メッセージ 160610 (abcxyz_news さん)への返信です.
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