予想
投稿者: stwmpxqmwts 投稿日時: 2003/11/12 23:48 投稿番号: [160615 / 177456]
読みかけの本の引用に、こんなことが書いてあった。
いかに高名な学者でも、20年後の未来まですべて当てることはできない。
しかし1986年に書かれたと言うこの本には、中東がヨーロッパ+ソ連圏に結びつき、ラテンアメリカは現在の太平洋を基盤にしたアメリカ+日本圏に引き続き結び付けられる可能性が高いとしていた。
2050年の日・欧世界戦争は、買いかぶりすぎだろう。
しかし、さすが当たらずとも遠からずと言うやつで、中東がヨーロッパ+ロシア圏とアメリカ+日本圏の綱引きの対象になることは、ある程度予想の範囲内だったようにも思われる。
以下引用
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
「現在のコンドラチェフの下向期は、疑似的な独占の三つの集中箇所であるアメリカ、西ヨーロッ
パ、日本における企業どうしの激烈な競争の時期である。きわめて短期的にはそれら三つのいずれも
が、利潤喪失と失業を他に輸出しようとつとめている。このようなボールの投げ合いは、過去一五年
間行われてきており、次の一〇年間もたぷん続くことであろう。・・・,・・【このような競争の結果、経済
的に主導的な部門のグローバルな所在地の移行が起こり、それは】国家間にみられる同盟の再編成を
引き起こさざるをえない。・・・・・・【アメリカの覇権の継承者としては、】日本と西ヨーロッパの二つを
候補者として考えることができる。そこで、日本は海と空を基盤とした候補者であり、西ヨーロッパ
は陸を基盤とした候補者である。そのことからわれわれは、アメリカと日本の間に経済=政治的な同
盟が形成されることを予測することができ、アメリカは最初はシニア・パートナーとして、のちにジ
ュニア・パートナーとしての役割を果たすことになる。・・・・・・世界の他の地域は当然このような政争に
巻き込まれていくであろう。もし中国が日米の経済圏に完全に取り込まれていくとしたならば、西ヨ
ーロッパはソ連および東欧と力を合わせざるをえないであろう。そして第三世界はこれら二つの大同
盟の間の草刈り場となろう。そこで、中東はヨーロッパーソ連圏に結びつき、ラテン・アメリカは現
在の太平洋を墓盤にした日米圏に引き続き結び付けられる可能性が高い。そしてこのシナリオによれ
ば、二〇五〇年あたりで世界戦争が引き起こされる可能性が高いのである。そしてその世界戦争は米
ソ間ではなく、主として日本と西ヨーロッパの間で行われるものであり、過去とのアナロジーでいえ
ば、勝者は日本でなくてはならない」
【ウォーラーステイン、『資本主義経済の将来と日本』一九八六、三三−三五頁】。
注:OCRを使ったので、陰課のようなとんでもない誤字がある可能性もあるので、あしからず。
いかに高名な学者でも、20年後の未来まですべて当てることはできない。
しかし1986年に書かれたと言うこの本には、中東がヨーロッパ+ソ連圏に結びつき、ラテンアメリカは現在の太平洋を基盤にしたアメリカ+日本圏に引き続き結び付けられる可能性が高いとしていた。
2050年の日・欧世界戦争は、買いかぶりすぎだろう。
しかし、さすが当たらずとも遠からずと言うやつで、中東がヨーロッパ+ロシア圏とアメリカ+日本圏の綱引きの対象になることは、ある程度予想の範囲内だったようにも思われる。
以下引用
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
「現在のコンドラチェフの下向期は、疑似的な独占の三つの集中箇所であるアメリカ、西ヨーロッ
パ、日本における企業どうしの激烈な競争の時期である。きわめて短期的にはそれら三つのいずれも
が、利潤喪失と失業を他に輸出しようとつとめている。このようなボールの投げ合いは、過去一五年
間行われてきており、次の一〇年間もたぷん続くことであろう。・・・,・・【このような競争の結果、経済
的に主導的な部門のグローバルな所在地の移行が起こり、それは】国家間にみられる同盟の再編成を
引き起こさざるをえない。・・・・・・【アメリカの覇権の継承者としては、】日本と西ヨーロッパの二つを
候補者として考えることができる。そこで、日本は海と空を基盤とした候補者であり、西ヨーロッパ
は陸を基盤とした候補者である。そのことからわれわれは、アメリカと日本の間に経済=政治的な同
盟が形成されることを予測することができ、アメリカは最初はシニア・パートナーとして、のちにジ
ュニア・パートナーとしての役割を果たすことになる。・・・・・・世界の他の地域は当然このような政争に
巻き込まれていくであろう。もし中国が日米の経済圏に完全に取り込まれていくとしたならば、西ヨ
ーロッパはソ連および東欧と力を合わせざるをえないであろう。そして第三世界はこれら二つの大同
盟の間の草刈り場となろう。そこで、中東はヨーロッパーソ連圏に結びつき、ラテン・アメリカは現
在の太平洋を墓盤にした日米圏に引き続き結び付けられる可能性が高い。そしてこのシナリオによれ
ば、二〇五〇年あたりで世界戦争が引き起こされる可能性が高いのである。そしてその世界戦争は米
ソ間ではなく、主として日本と西ヨーロッパの間で行われるものであり、過去とのアナロジーでいえ
ば、勝者は日本でなくてはならない」
【ウォーラーステイン、『資本主義経済の将来と日本』一九八六、三三−三五頁】。
注:OCRを使ったので、陰課のようなとんでもない誤字がある可能性もあるので、あしからず。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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