対米全面テロ

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>>インチキな反米主義者、マヌケな…

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/07/17 11:47 投稿番号: [158420 / 177456]
>↑は、
>世の【反中】主義者に読んでもらいたい。
>「正しい」【中国】批判は有益でしょうが、
>妄想や思い込みから生まれた批判は、批判のための批判でしかないですよ。
>とか、
>世の【反反米】主義者に読んでもらいたい。
>「正しい」【反米主義者】批判は有益でしょうが、
>妄想や思い込みから生まれた批判は、批判のための批判でしかないですよ。
>などと、あてはめる事ができる。

それはそうだし、「日本」とか「韓国」とか「イスラエル」とか
「フランス」とか、まあ、なんでもあてはめられるんだけど、
とくに「アメリカ」って、「思い込み」で理解されている部分が大きい。

みんながアメリカの文化/社会問題/政治などそれぞれを、
ある程度は知っているから、かえって
「自分はアメリカを知っている」
「自分が知っているアメリカこそが、真のアメリカだ」ってなりがち。
たとえば、この本(インチキな反米主義者、マヌケな親米主義者)では
「アメリカの文化は明るさや健康に価値を置き、
弱さや影の部分を切り捨ててきた。だから世界を一面的にしかとらえられない」
という、9.11後の朝日新聞への某日本人哲学者の寄稿が引用され、
「おいおい、あんたはメルヴィルやポー、フォークナーを読んだことがないのかい」
と突っ込み入れられている。
それに超大国だから、世界中のあらゆる罪を押し付けられやすい。
たとえば、ブッシュ政権成立後、しばらくの間は
「世界の問題を見てみぬふりをしている。大国の義務を果たしていない」
と非難され、かと思うと9.11の後は
「過度に他国の内政に干渉し過ぎる。帝国主義だ」と非難される。
この論理の非一貫性も面白い。

ま、この本は基本的に
「自虐的なフランス人が、母国の惨状をアメリカと対比して描く」という本なので
過度にアメリカを賛美している部分はある。
ただ、別な視点を養うという点で有益だし、
なにより面白いのでお薦め。
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