パピヨンのテーマ Ⅱ その2
投稿者: theme_from_papillon 投稿日時: 2003/06/22 22:52 投稿番号: [157725 / 177456]
>それから、野生の生物にしても、必ずしも本能が危機回避に役立っているとは言えない。
たとえば、ある種の蝶の雄は、雌が持つ目玉のような斑紋に敏感に反応する。
くっきりした斑紋のある雌が飛んでくると、一斉に雄どもは求愛行動を始める。
ところで、その種には、もう一つの少数派に属するタイプの雌がいる。くっきりした
斑紋がなく、その代わりにある種の毒蛾によく似ている。そのことによって、天敵の
鳥たちの攻撃を免れているわけで、斑紋のある雌よりずっと生存確率が高い。
>しかし、雄たちは、自分の子孫を確実に残せるその雌を好まない。このタイプの雌と
セックスするのは、彼等にとってはいやいやにどうも近いらしい。
したがって、前者の雌は雄との交尾の機会に恵まれるが、ほとんど天敵に食べられる運命
にあり、後者の雌は、雄との交尾の機会に恵まれないがひとたび交尾すれば、確実に
子孫を残す。
>前者タイプと後者タイプの比率は一定で、もちろん後者タイプの方が少ない。
この比率で落ち着くのは、明らかに雄の嗜好が影響しているからだ。でなければ、
前者タイプの雌はすぐに駆逐され、後者タイプの雌一色になるはずだからだ。
>そんな話をドーキンス教授はしてたことがあったよな。
生命体が持っている、本能や危機回避システムは、絶対ではないよ。
これも私の言う「 ある程度以上、脳が発達した生物はそのような危機回避のシステムを持っている。
もちろん危険度の期待値というものは我々が感覚という言葉で呼んでいるものによって得られるものである。」
の反論としてはかなり論点が外れている。
他の人が読んだら、一体どういう論理だろうと思うのではないかな。
まず、君の結論である「生命体が持っている、本能や危機回避システムは、絶対ではないよ。」という部分だが、
君の言う「絶対ではない」とはどういうことなんだろう。
本能が望むことが必ずしも達成されるとは限らないとか、危機回避システムがあっても必ずしも安全が保証される
とは限らないという意味のようであるが、それは当然だ。誰も絶対とは言っていない。
「本能や危機回避システムを生命体は持っている」ということに異論がないのであれば、それで十分だ。
しかし、これで終わるのもおもしろくないので、もう少し話をしよう。
雌の外観が2種類ある蝶の話だが、君の結論を導きたいだけなら、そういう特殊な生物でなくとも、危険がいっぱい
の大昔の状況を想定すれば、危機回避システムを持つドスコイ女とそれを持たないカワイイ女に置き換えて話しても
大して違わないと思うのだが、せっかくだから君が取り上げた話について考えてみよう。
君の挙げたその蝶はそのような特異な性質を種の保存に役立てているのではないかな。
斑紋のある蝶と毒蛾に擬態している蝶の数の割合が一定の比率になっているということだが、おそらく、それは
環境が大きく変動すればその比率は変わると思う。
例えば、蝶を食べる鳥が増えれば、毒蛾に擬態した蝶が多くなるとか。食べられたためにその分、斑紋のある蝶が
減るというだけではなく、それが生まれる率が低くなるとかね。
毒蛾に擬態した蝶からはそれと同じ蝶しか生まれないのかどうか、また、擬態していない雌からはどうなのか
といったことが、読む限りではわからないので、はっきりしたことは言えないが、
(擬態蝶からは擬態蝶しか生まれないのは当たり前などと思ってはいけない。常識的な考えで即断するのは禁物だ。
例えば、人間の母が持つ母性愛は意外なことに父親の遺伝子から受け継がれるという)
擬態の対象となる毒を持つ生物は同じ種でも色や形状が地域によって差異があり、擬態をする生物はそれにすばやく
反応する能力を持っているのがふつうである。このように環境にすばやく反応する能力がなければ擬態はあまり
効果がない。
それに、本物の毒蛾の数と自分たちの数の比に反応している可能性もある。
また、擬態するというのは、それが誕生するときに変化する場合でも、けっこう骨が折れるもので、毒蛾がいない
地域に集団で飛来すれば、擬態しても鳥はそれがまずいということを知らないから、意味がないわけで、そのときは
急速に斑紋のある蝶が増えるということも考えられる。
以上のように今回の君の反論は反論の形にもなってなかったので、こちらも実質的な返答はしなかった。
これに懲りずにもう一度、反論を試みてくれ。
たとえば、ある種の蝶の雄は、雌が持つ目玉のような斑紋に敏感に反応する。
くっきりした斑紋のある雌が飛んでくると、一斉に雄どもは求愛行動を始める。
ところで、その種には、もう一つの少数派に属するタイプの雌がいる。くっきりした
斑紋がなく、その代わりにある種の毒蛾によく似ている。そのことによって、天敵の
鳥たちの攻撃を免れているわけで、斑紋のある雌よりずっと生存確率が高い。
>しかし、雄たちは、自分の子孫を確実に残せるその雌を好まない。このタイプの雌と
セックスするのは、彼等にとってはいやいやにどうも近いらしい。
したがって、前者の雌は雄との交尾の機会に恵まれるが、ほとんど天敵に食べられる運命
にあり、後者の雌は、雄との交尾の機会に恵まれないがひとたび交尾すれば、確実に
子孫を残す。
>前者タイプと後者タイプの比率は一定で、もちろん後者タイプの方が少ない。
この比率で落ち着くのは、明らかに雄の嗜好が影響しているからだ。でなければ、
前者タイプの雌はすぐに駆逐され、後者タイプの雌一色になるはずだからだ。
>そんな話をドーキンス教授はしてたことがあったよな。
生命体が持っている、本能や危機回避システムは、絶対ではないよ。
これも私の言う「 ある程度以上、脳が発達した生物はそのような危機回避のシステムを持っている。
もちろん危険度の期待値というものは我々が感覚という言葉で呼んでいるものによって得られるものである。」
の反論としてはかなり論点が外れている。
他の人が読んだら、一体どういう論理だろうと思うのではないかな。
まず、君の結論である「生命体が持っている、本能や危機回避システムは、絶対ではないよ。」という部分だが、
君の言う「絶対ではない」とはどういうことなんだろう。
本能が望むことが必ずしも達成されるとは限らないとか、危機回避システムがあっても必ずしも安全が保証される
とは限らないという意味のようであるが、それは当然だ。誰も絶対とは言っていない。
「本能や危機回避システムを生命体は持っている」ということに異論がないのであれば、それで十分だ。
しかし、これで終わるのもおもしろくないので、もう少し話をしよう。
雌の外観が2種類ある蝶の話だが、君の結論を導きたいだけなら、そういう特殊な生物でなくとも、危険がいっぱい
の大昔の状況を想定すれば、危機回避システムを持つドスコイ女とそれを持たないカワイイ女に置き換えて話しても
大して違わないと思うのだが、せっかくだから君が取り上げた話について考えてみよう。
君の挙げたその蝶はそのような特異な性質を種の保存に役立てているのではないかな。
斑紋のある蝶と毒蛾に擬態している蝶の数の割合が一定の比率になっているということだが、おそらく、それは
環境が大きく変動すればその比率は変わると思う。
例えば、蝶を食べる鳥が増えれば、毒蛾に擬態した蝶が多くなるとか。食べられたためにその分、斑紋のある蝶が
減るというだけではなく、それが生まれる率が低くなるとかね。
毒蛾に擬態した蝶からはそれと同じ蝶しか生まれないのかどうか、また、擬態していない雌からはどうなのか
といったことが、読む限りではわからないので、はっきりしたことは言えないが、
(擬態蝶からは擬態蝶しか生まれないのは当たり前などと思ってはいけない。常識的な考えで即断するのは禁物だ。
例えば、人間の母が持つ母性愛は意外なことに父親の遺伝子から受け継がれるという)
擬態の対象となる毒を持つ生物は同じ種でも色や形状が地域によって差異があり、擬態をする生物はそれにすばやく
反応する能力を持っているのがふつうである。このように環境にすばやく反応する能力がなければ擬態はあまり
効果がない。
それに、本物の毒蛾の数と自分たちの数の比に反応している可能性もある。
また、擬態するというのは、それが誕生するときに変化する場合でも、けっこう骨が折れるもので、毒蛾がいない
地域に集団で飛来すれば、擬態しても鳥はそれがまずいということを知らないから、意味がないわけで、そのときは
急速に斑紋のある蝶が増えるということも考えられる。
以上のように今回の君の反論は反論の形にもなってなかったので、こちらも実質的な返答はしなかった。
これに懲りずにもう一度、反論を試みてくれ。
これは メッセージ 157679 (light_cavalryman さん)への返信です.
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