対米全面テロ

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“とやまの目”「市民の力こそ平和を守る」

投稿者: ryuuyuuressi 投稿日時: 2003/04/14 10:54 投稿番号: [155674 / 177456]
   http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?c=18&kiji=41

     随想とやまの目
     [滝沢荘一さん]

          「米帝国」の脅威
          市民の力こそ平和を守る


   「ゲームは終わった!」と述べて、イラクへの国連査察を強引に打ちきり、対イラク攻撃に乗り出そうとしているブッシュ大統領が読んだら、きっと目をむくに違いない外電を見つけた。

   カナダ紙「グローブ・アンド・メール」が先日公表した世論調査によると、「米国と国際テロ組織アルカイダのどちらの方が世界の平和にとって脅威か」との問いに対し、「米国」との回答が36%で、「アルカイダ」の21%を上回った、というのだ。

   前回も本欄に書いたが、ブッシュ政権の単独行動主義は目にあまる。中国やロシアが批判するだけでなく、米国の同盟国フランスやドイツまでが、対イラク戦争に突っ走る米国を国連安全保障理事会で厳しく批判するなど亀裂が深まっている。

   最近、西洋古代最大の帝国であるローマ帝国になぞらえて、米国を「新しい帝国」とか「極超大国(ハイパーパワー)」と呼ぶ議論がでてきた。

                  (中                  略)

   テロや武力による米国への反撃は、もはやいかなる国、勢力にも不可能。ローマと違って、「米帝国」の内部崩壊もまずあり得ない。国連を強化して、米国の暴走を牽制する方法は望ましいが、現在の弱体国連では期待薄。となると、結局、米政府の政策を変えうる力を持っているのは、米国民と、それを支援する国際世論しかないのではないか。

                  (後                  略)



   ●   この記事は、イラク侵略戦争前のものであり、
     滝沢荘一さんの認識が、妥当かどうか、知らない。

     だが、今にあっても、
     『市民の力こそ平和を守る』との主張は、妥当するように思える。
     カナダ紙の世論調査結果にも、同感する。

     そして、“米帝国”の名は、周知されつつある。
     その脅威の認識と共に。

     ヒトラーの暴走を英国始め諸国が手懐けようとして、
     却ってヒトラーの第3帝国を許し、第二次世界大戦を招いた
     との、評があるが、

     これと同様の議論が、今日散見される。

     私の認識では、
     “米帝国”は、ブッシュ政権のみを今のところ指すものであって、
     米国を指すものではない。

     国際協調主義、自由主義を回復すれば、
     その脅威を語らなくてすむのではないか、と期待するのである。

     巨大軍事力に依存した一国主義・ネオコンを、
     平和に対する脅威とみるまでである。

     甘いと指摘されるのかもしれないが。
     しかし、自由を愛し、平和を愛する市民の力を信じたいのである。

     シリアの外相が、今仮に、
     公の場で、米帝国をナチスに例えるのは憚られても、

     市民には、なんの憚りもない。
     自由であり、その市民こそ、この危うさを発信すべきなのではないか。

     そして、米帝国への抵抗勢力として、連帯し、力とすべき。
     ワシントンの市民も、反戦の声を上げつづけている。
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