対米全面テロ

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「銀色の弾丸」

投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2003/04/09 10:42 投稿番号: [155447 / 177456]
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」4/8



劣化ウラン問題に対応を
  今この瞬間にも、空軍のA10機が劣化ウランでできた弾薬でイラクの戦車を攻撃しているだろう。
パイロットは30ミリ機関砲の引き金を引き、一分ごとに最大三千九百発の弾丸が敵に向かって発射される。
こうした装甲貫通弾薬に効果があることは疑いない。
しかし、連合軍が一九九一年の湾岸戦争でイラクやクウェート、サウジアラビアの土地に撃ち込んだ三百二十トンの放射性兵器に毎分、新たな破片が加わっていくことも疑いない。
戦争終了後、軍は劣化ウランによる環境や健康への長期的危険に関する懸念を、ごまかすことはやめなければならない。
 
こうした「銀色の弾丸」が、湾岸戦争症候群として知られる一連の病気の原因だとする一部の米復員軍人の告発を支持する証拠はないし、イラクでのがんや小児白血病の発病率が高まったとされる問題に、こうした弾薬が関係するという証拠もない。

そして多くの専門家は、核兵器や核燃料製造後に残った核廃棄物質から、技術者が加工する際に採鉱したばかりのウランの約40%にまで放射性が減少、つまり「劣化」されたこの金属は、恐らくプルトニウムに被ばくした場合のように白血病などを引き起こすことはないと言っている。
しかし、劣化ウランは目標を貫通する際に燃焼するとき、細かいチリになって、環境の中に高度に濃縮された状態で残る可能性がある。
英国のマルコム・フーパー教授(化学)は、こうしたチリを吸入すれば、呼吸器や腎臓、視力に重大な問題を引き起こす可能性があると警告している。

  米国は一九六〇年代、ベトナムでエージェント・オレンジと呼ばれる除草剤を使用した。
戦後、約六万人の復員軍人がこの薬剤にダイオキシンが含まれていたため病気になったと主張した。
劣化ウランに関してはそうした疑惑は根拠がないかもしれないが、全面的かつ率直な情報開示で疑惑を鎮めることの重要性は歴史の示すところだ。

(三月三十一日)
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