対米全面テロ

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♪かごちゃんでっすぅ♪

投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2003/04/09 10:36 投稿番号: [155446 / 177456]
仏紙「ルモンド」4/8



神と米国とイスラム
  ブッシュ米大統領はキリスト教徒として「生まれ変わった」人だ。「アメリカに神の加護を」とは歴代どの大統領も言うが、ブッシュ氏はそれを演説の結びの言葉にするだけでは満足しない。発言には神への言及をちりばめ、閣内のすべての会議は閣僚が順番に用意した冒頭の祈りから入るよう要求している。
  ところが今度は連邦議会で、大統領に「米国民のための謙譲と祈り、禁欲の日」を制定するよう要求する決議が採択された。「国が立ち向かう挑戦について神の意思を求める」ためだという。このような決定は米国の歴史で一回だけ先例がある。南北戦争が二年たった後の一八六三年、エーブラハム・リンカーンは上院の求めで「禁欲、祈り、ざんげの日」を布告している。

  原則の問題を通り越して、このようにほとんど絶え間なく神の加護に頼る在り方は、数億人のイスラム教徒の側に米英合同軍対イラク人の武力紛争を、新たな十字軍へ、また中東地域のはるか先まで破壊的結果をもたらす文明と宗教の衝突へと、様変わりさせかねない。米国で祈りの日が決議されたころ、イラクではあるイスラム導師がカラシニコフ銃を手にして、アラブの土地から不信心者を追い払うためアラーに救いを求めている。

  ブッシュ家が属する宗派など米国各派の教会も含めて、高位聖職者たちは危険性を認めていた。彼らはブッシュ大統領の「ファンダメンタリズム」を聖書の神とは無縁のイデオロギー視し、同調していない。

  ローマ法王ヨハネ・パウロ二世は病を押して戦争告発の活動を強める。「より公正で、より連帯した社会を構築する唯一の道は平和であると、強く決然とした声で宣言することがますます緊急に必要とされる」。法王はこう述べた上で、反戦デモを続けるよう若者たちを励ました。

  ポーランド出身の法王は神を人間の悪癖に関与させるなと言う。その声は不幸にも、米ホワイトハウスに届かない恐れがある。

(三月三十一日)
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