米、一気に首都制圧も
投稿者: muneobus 投稿日時: 2003/04/06 16:13 投稿番号: [155341 / 177456]
【ワシントン=菱沼隆雄】米第三歩兵師団の戦車部隊が5日、バグダッド市街地まで進撃したことで、イラクのフセイン政権打倒を目指すブッシュ米政権の戦争は決定的な局面を迎えた。想定されていたイラク軍の厳しい抵抗もこれまでのところは散発的で、状況次第では、米軍が一気に首都制圧に動く可能性もある。
第三歩兵師団の進撃については、NBCテレビも当初、米中央軍筋の話として「偵察目的」と伝えていたが、イラク軍の抵抗が思いのほか少なかったことなどもあり、市街地まで突入してから引き揚げる作戦に切り替えた可能性がある。
パトリック・ギャラガー元陸軍少佐によると、米軍はバグダッド近郊の戦略拠点である国際空港制圧後、〈1〉首都の完全包囲〈2〉市街戦突入〈3〉戦略拠点を押さえながらの首都孤立化――などの選択肢があった。だが、5日のCNNテレビによると、長期戦となる首都の完全包囲は、一般市民に多くの犠牲を強いるうえ大量の増派部隊が必要なこともあり、「政権中枢を軍事、政治的に孤立化させることを基本に、イラク軍の抵抗能力が低ければ首都進撃」の方針が確認され、偵察活動を行うことになっていた。
NBCテレビによると、米軍は第三歩兵師団の支援部隊として、市街戦の訓練を受けた第101空てい師団などを派遣する予定。また、第四歩兵師団の第一陣の展開も近く可能となり、5日の“首都市街地への進撃”の成果を分析し次第、首都制圧に向け攻勢に出る可能性がある。
イラク軍の抵抗が少なかったことについては、米軍による国際空港制圧が与えた心理的ダメージを指摘する声が多い。
4日には共和国防衛隊6個師団のうち、バグダッド師団の約2500人が投降。イラクのサハフ情報相らが同日、徹底抗戦を呼びかけたものの、市民の首都脱出が始まり、「米軍がバグダッド郊外に迫ったことで、フセイン政権の終わりが近づいていることを国民も明確に意識しだした」(外交筋)状況となりつつある。
このため、「(打倒フセインの)最終章は非常に短く、早ければ72時間以内」(ボルトン・モーレ元陸軍少将)という見方もでている。
ただ、市街戦では米軍の最新兵器の相対的優位が弱まり、「最悪では部隊の15%にも達する大量の犠牲者を出す可能性がある」(国防総省筋)ともされるだけに、米軍は、市街戦への突入には慎重だ。
「共和国防衛隊6個師団のうち、2個師団が壊滅し4個師団も相当の打撃を受けている」(マクリスタル米統合参謀本部副部長)とはいえ、フセイン大統領に絶対的忠誠を誓う約1万2000人ともされる特別共和国防衛隊が最終局面で捨て身の戦いを仕掛けてくる恐れが残されている。イラク軍が化学兵器の使用に踏み切ることへの懸念も強い。
今後は政権打倒に向け、「首都を分断したうえ、特殊部隊などを活用しながら戦略拠点を制圧しにいく」(米ワシントン・ポスト紙)とともに、「首都に隠されている可能性が高い」(米ブルッキングス研究所のケネス・ポラック主任研究員)とされている大量破壊兵器の発見などが大きな課題となる。
http://www.yomiuri.co.jp/features/gulf2/200304/gu20030406_04.htm
第三歩兵師団の進撃については、NBCテレビも当初、米中央軍筋の話として「偵察目的」と伝えていたが、イラク軍の抵抗が思いのほか少なかったことなどもあり、市街地まで突入してから引き揚げる作戦に切り替えた可能性がある。
パトリック・ギャラガー元陸軍少佐によると、米軍はバグダッド近郊の戦略拠点である国際空港制圧後、〈1〉首都の完全包囲〈2〉市街戦突入〈3〉戦略拠点を押さえながらの首都孤立化――などの選択肢があった。だが、5日のCNNテレビによると、長期戦となる首都の完全包囲は、一般市民に多くの犠牲を強いるうえ大量の増派部隊が必要なこともあり、「政権中枢を軍事、政治的に孤立化させることを基本に、イラク軍の抵抗能力が低ければ首都進撃」の方針が確認され、偵察活動を行うことになっていた。
NBCテレビによると、米軍は第三歩兵師団の支援部隊として、市街戦の訓練を受けた第101空てい師団などを派遣する予定。また、第四歩兵師団の第一陣の展開も近く可能となり、5日の“首都市街地への進撃”の成果を分析し次第、首都制圧に向け攻勢に出る可能性がある。
イラク軍の抵抗が少なかったことについては、米軍による国際空港制圧が与えた心理的ダメージを指摘する声が多い。
4日には共和国防衛隊6個師団のうち、バグダッド師団の約2500人が投降。イラクのサハフ情報相らが同日、徹底抗戦を呼びかけたものの、市民の首都脱出が始まり、「米軍がバグダッド郊外に迫ったことで、フセイン政権の終わりが近づいていることを国民も明確に意識しだした」(外交筋)状況となりつつある。
このため、「(打倒フセインの)最終章は非常に短く、早ければ72時間以内」(ボルトン・モーレ元陸軍少将)という見方もでている。
ただ、市街戦では米軍の最新兵器の相対的優位が弱まり、「最悪では部隊の15%にも達する大量の犠牲者を出す可能性がある」(国防総省筋)ともされるだけに、米軍は、市街戦への突入には慎重だ。
「共和国防衛隊6個師団のうち、2個師団が壊滅し4個師団も相当の打撃を受けている」(マクリスタル米統合参謀本部副部長)とはいえ、フセイン大統領に絶対的忠誠を誓う約1万2000人ともされる特別共和国防衛隊が最終局面で捨て身の戦いを仕掛けてくる恐れが残されている。イラク軍が化学兵器の使用に踏み切ることへの懸念も強い。
今後は政権打倒に向け、「首都を分断したうえ、特殊部隊などを活用しながら戦略拠点を制圧しにいく」(米ワシントン・ポスト紙)とともに、「首都に隠されている可能性が高い」(米ブルッキングス研究所のケネス・ポラック主任研究員)とされている大量破壊兵器の発見などが大きな課題となる。
http://www.yomiuri.co.jp/features/gulf2/200304/gu20030406_04.htm
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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