対米全面テロ

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核軍縮:米ロ核削減努力の顛末(完)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2003/02/19 15:00 投稿番号: [152707 / 177456]
NHKスペシャルが見せる旧超大国の衰退と唯一の超大国の台頭

●衰退するかつての超大国と台頭する唯一の超大国

今回のNHKスペシャル『ロシア戦略ミサイル軍〜迫られる核削減』では、あらためて1つの時代と1つの超大国の終焉、そして新たな時代、そして唯一の超大国の台頭を目の当たりにしたと感じました。ロシアというかつての大帝国が、ソ連解体とともにその経済、影響力、外交力、軍事力すべてにおいて縮小の一途を辿り、弱体化してゆくなかで、圧倒的な経済力、影響力、外交力そして軍事力を持つ米国が、“今世紀始めは”唯一の超大国として君臨することになる。もちろん中国がすぐに後を追うのでしょうが、もはや米ロという敵対関係が解消されたというだけではなく、完全に米国の一人勝ちの状態となっているいま、米国はまさに完全無欠です。

私は初めて、冷戦がもたらした「緊張の中の脆い安定」の意味を理解しはじめています。軍事専門家やアナリストなどは「冷戦構造の崩壊」などという表現を安易に使いますが、冷戦は単なるパワーバランスではなく、米国の持つ余りあるパワーを抑制していたのかもしれません。旧ソは、そういう役割を果たしていたのかもしれません。それがいま、ロシアが経済的にも軍事的にも米国に頼るという図式ができてしまった中で、完全に取り払われてしまった…。

米国はいま、すべての足かせから自由になって思う存分歴史の中を疾走しようとしています。
日本はそんな無謀なランナーの、セコンドにでもなろうというのでしょうか・・・。
日本は国家として非常に重大な決断を迫られているような気がします。
そして、小泉政権はもう道を決めたようにも感じます。
それが、国益というものなのでしょうか・・・。

●最後に・・・NHKの意図は?

いまこの時期に、深夜の時間帯とはいえこのような主旨の番組を放映したNHKの意図がわかりません。果たして、ロシアはもう危険な存在ではないことをアピールしたかったのか。そしてそれはロシア軍にとっても利害が一致することで、危険性が排除されたことをアピールしてさらなる投資を呼び込むことが目的なのか。

それとも、ロシアという超大国が事実上有名無実の存在になろうとしているなかで、ますます米国のパワーは強まり、日本はこうしたパワーに巻かれる道を選ぶしかないということを示唆したかったのか。ただの軍事ドキュメンタリーだったのか。ロシアという脅威が去ったいま、ロシアの支援を受けているという北朝鮮も対した脅威ではなく、またロシアには事実上北朝鮮を支援する財政的余裕などないということを案にほのめかしていたのか。

番組の内容はとても充実していて、新鮮で、インフォーマティブでしたが・・・結局最後はこんな疑問だらけになってしまいました。最近のNHKの報道の意図はよくわかりません…。放送をご覧になった皆さん、この報告を読んだ皆さんは、どう思われましたか?
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訳/文責:   etranger3_01(連絡/詳細は上記の投稿者名からどうぞ)
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