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トルコ軍

投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2003/02/17 02:27 投稿番号: [152567 / 177456]
<イラク問題>国境に兵士2万人が厳戒
毎日新聞社 02月16日 22時25分
  【シロピ(トルコ南東部)山科武司】米国の対イラク攻撃に向け緊張が高まる中、攻撃に伴い大きな影響を受ける隣国トルコの南東部に入った。攻撃が開始されれば、イラク国内から多数のクルド難民流出が懸念され、国境には警戒のため重装備のトルコ軍が配備されていた。地元報道によると、既に約2万人のトルコ兵がイラク北部のクルド人自治区内に進出し、約7000人のクルド人民兵が案内役として徴用されたという。

  国境近くのハブル検問所そばには、難民流入に備え、200余りのテントも設置済みだった。キャンプはイラク北部とトルコ国境沿いに18カ所設置予定という。  

◇戦火の足音   募る恐怖

【シロピ(トルコ南東部)山科武司】米国が対イラク攻撃の構えを堅持する中、イラクと直接、国境を接した隣国トルコの南東部の人々は、近づく戦火の「足音」に強い焦燥感を募らせていた。

  湾岸戦争時、イラク国内から多数のクルド難民がトルコに流入、大混乱となった。トルコはこの教訓に加え、フセイン政権崩壊を契機にイラク国内のクルド人が独立の動きを強め、トルコ国内のクルド人を刺激することを警戒している。

  国境を閉鎖し、自由な人の出入りを禁じているが、物資の流通は依然活発だ。国境そばのハブル検問所では、イラク国内で物資を積んだトラックやタンクローリーがきびきびと応対する兵士の傍らを通り過ぎて行った。

  国境まで直線距離で約15キロのシロピの町。30台ほどの兵士を乗せたトラックが国境に向けて走って行った。12日以降、この町をはじめ、近隣の町村で相次いで戦争反対を訴える住民のデモが起こり、警官隊とこぜりあいがあったという。

  イラクと往来するタンクローリーの運転手たちが休憩するシロピ郊外のドライブイン。前夜、イラクから戻ったばかりのリデュアンさん(29)が休んでいた。北イラク・モスル郊外の製油所で原油を積み、約600キロ離れた地中海沿岸のトルコ・イスカンダルの精製所まで運ぶという。

  リデュアンさんは「イラクの人々はとても貧しい」と言う。順番待ちのローリーに群がり、窓をふいては金をせびる。靴をはいている人はまれで、上着もぼろぼろ。食べものをせがむ人もいたという。道の傍らで自炊する兵士の姿も見かけた。「軍ですら十分に食料を配給されていないようだ」

  人々は戦火が迫っているとの危機感を深めており、「戦争になったら国境から逃げようと思う」と何人もが打ち明けたという。「我々も逃げ出したい。米軍がイラクを攻撃すれば、真っ先にイラクの反撃の対象になる。でも、どうすることもできない」。リデュバンさんはつぶやいた。

  シリア国境に近いヌサイビン(人口約10万人)の町の郊外には、道端に多数のタンクローリーが放置されていた。さながらタンクローリーの”墓場”のようだった。

  国連が管理するイラク産原油はトルコが主な積み出し先だ。トルコはまた、イラクへの人道援助物資の供給源でもある。その交易で、かつては1日2000台ものタンクローリーやトラックがイラク・トルコ国境を往来し、国境周辺地域に1日200万ドルが落ちたという。

  だが、昨年7月、トルコ政府は国連認可の石油搬入業務を、アンカラとイスタンブールの3業者に限定。国境を通過する際の税金を一挙に値上げした。石油の買い取り価格も制限し、民間交易を事実上、不可能とした。

  民間交易が、トルコの政治不安要因となっているするクルド労働者党(PKK)の軍資金となっているというのが理由だ。往来するタンクローリーは急減したという。

  シロピ生まれのサリ・プケットさん(27)は初めのころ1回搬送するたびに1000ドルが得られた。だが、今では「それが全て駄目になった」。運転手をやめ、塗装工に転じた。1週間働いて収入は40〜60ドルだ。



(毎日新聞社)
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