Re: 二大政党
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/12/21 02:42 投稿番号: [150917 / 177456]
>野党がいくら反対を貫いても、採決したら、大抵の場合は与党(議席の多いほう)が勝ちますよね。
そりゃそうですね。正しく選挙戦を経て選ばれた議員が議決するのであれば、
議席の多い方が国民の意見をより反映しているだろうから勝つのは良いことですね。
逆に議席の少ない方が大抵の場合勝つとしたらそれは民主主義じゃないですから。
>国会の場で議論されたり世論の動向が反映されたり、そういうことが採決に影響するのではないかと思うのです。
世論の動向を反映させるのは選挙を通してであるべきです。常にそれが出来るかと
言えばそうでないケースもあるかも知れませんが、少なくとも原則はそうである
べきでしょう。選挙で選ばれた国民の代表は、これまた原則的には任期が切れるまで
国民の顔色をうかがわなくとも良いという権威が与えられるべきです。
>「1の事案に関しては、A党B党が賛成でC党は反対」「2については、A党は賛成でB党C党は反対」ということはあります。
この例はA党が単独過半数に達していない前提の話ですね?A党が単独で過半数を
維持できるのであれば、A党は野党の反対を常に押し切って議決できる訳なので。
で、A党が過半数に達していないとした場合、A党はB党もしくはC党と連立を
組むでしょうね。その際、政策のすりあわせが行われるかといえばNoでしょう。
政策が容易にすりあわせられるものなのであればA党はB党と合併して巨大な
政党に簡単になれるでしょうから。つまり政策のすりあわせもない連立、例えば
大臣の椅子や、選挙協力といった政治の本質と無関係な取り引きで国の政策が
左右される不幸な事態を招くことになります。
すると連立を禁止でもすればいいと考えるかもしれませんね。内閣を議員が互選
しない制度ではどうだろうかと。しかしその場合は行政のリーダーは国民が直接
選ぶしか無くなります。つまり首相公選制や大統領制ですが、こうやって選ばれた
一人のリーダーが国民の過半数によって支持されていればそれでも良いでしょうが、
多数の政党が乱立するような政治情勢では、必ずしも国民の過半数が支持しない
リーダーが誕生する可能性が高いと言えます。行政のリーダーも国民の過半数の
支持を集められず、立法府でも小党が乱立している国家が一つの指針を打ち立てて
政治を行えるものでしょうか?
さらには、A党B党C党の勢力が選挙のたびに入れ替わり、どの党も第一党に
なれるチャンスがあるのであればまだ救いようもあるでしょう。つまり敢えて
大臣の椅子を蹴ってでも野党であることを貫くことで、次期選挙での勝利を狙う
という作戦が可能であれば。
しかし日本ではA党とB党の多寡が入れ替わったことは数十年間にただの一度も
なかったことでした。するとA党と連立を組まない政党は自己の政策を実現する
ことが全く不可能となり、前の投稿で揶揄したように、教条主義的独自路線を
歩むか与党の腰巾着になるしかなくなる。
理屈の上ではA党が単独過半数でなければ残りの党が全て束になれば議決をものに
できることにはなりますが、与党案を否決することは出来ても独自案を立てられる
わけではないのでただの野合に過ぎず、国政を停滞させる元凶となるでしょう。
とまあ長々と書きましたが、私が一番言いたいことは、議会を必ずしも国民社会の
ミニチュアにする必要はないだろうということです。国民社会は様々な意見を持つ
国民の集まりである訳ですが、小党乱立を支持する人は、その国民社会の小さな
相似形こそが議会であらねばならないという主張を持つように思います。仮に
それが最も望ましい議会の姿であるなら、私は選挙などする必要はないと思う。
国民の中からくじ引きででもその年の議員を選べばいい。そうすれば統計的には
正しく国民の思想をミニチュア化した議会が誕生するでしょう。
しかしそれが国権の最高機関に適しているとは私には思えないんですね。選挙で
代表を互選するということは、国民の中で国家を指導する資質や才能を備えた
メンバーを選ぶと言うことで、そこには国家のミニチュアを作るという要素は
必要でも何でもない。その上でそのメンバーが十全に動ける環境のためには、
小党乱立は無駄が多い、そう思います。
そりゃそうですね。正しく選挙戦を経て選ばれた議員が議決するのであれば、
議席の多い方が国民の意見をより反映しているだろうから勝つのは良いことですね。
逆に議席の少ない方が大抵の場合勝つとしたらそれは民主主義じゃないですから。
>国会の場で議論されたり世論の動向が反映されたり、そういうことが採決に影響するのではないかと思うのです。
世論の動向を反映させるのは選挙を通してであるべきです。常にそれが出来るかと
言えばそうでないケースもあるかも知れませんが、少なくとも原則はそうである
べきでしょう。選挙で選ばれた国民の代表は、これまた原則的には任期が切れるまで
国民の顔色をうかがわなくとも良いという権威が与えられるべきです。
>「1の事案に関しては、A党B党が賛成でC党は反対」「2については、A党は賛成でB党C党は反対」ということはあります。
この例はA党が単独過半数に達していない前提の話ですね?A党が単独で過半数を
維持できるのであれば、A党は野党の反対を常に押し切って議決できる訳なので。
で、A党が過半数に達していないとした場合、A党はB党もしくはC党と連立を
組むでしょうね。その際、政策のすりあわせが行われるかといえばNoでしょう。
政策が容易にすりあわせられるものなのであればA党はB党と合併して巨大な
政党に簡単になれるでしょうから。つまり政策のすりあわせもない連立、例えば
大臣の椅子や、選挙協力といった政治の本質と無関係な取り引きで国の政策が
左右される不幸な事態を招くことになります。
すると連立を禁止でもすればいいと考えるかもしれませんね。内閣を議員が互選
しない制度ではどうだろうかと。しかしその場合は行政のリーダーは国民が直接
選ぶしか無くなります。つまり首相公選制や大統領制ですが、こうやって選ばれた
一人のリーダーが国民の過半数によって支持されていればそれでも良いでしょうが、
多数の政党が乱立するような政治情勢では、必ずしも国民の過半数が支持しない
リーダーが誕生する可能性が高いと言えます。行政のリーダーも国民の過半数の
支持を集められず、立法府でも小党が乱立している国家が一つの指針を打ち立てて
政治を行えるものでしょうか?
さらには、A党B党C党の勢力が選挙のたびに入れ替わり、どの党も第一党に
なれるチャンスがあるのであればまだ救いようもあるでしょう。つまり敢えて
大臣の椅子を蹴ってでも野党であることを貫くことで、次期選挙での勝利を狙う
という作戦が可能であれば。
しかし日本ではA党とB党の多寡が入れ替わったことは数十年間にただの一度も
なかったことでした。するとA党と連立を組まない政党は自己の政策を実現する
ことが全く不可能となり、前の投稿で揶揄したように、教条主義的独自路線を
歩むか与党の腰巾着になるしかなくなる。
理屈の上ではA党が単独過半数でなければ残りの党が全て束になれば議決をものに
できることにはなりますが、与党案を否決することは出来ても独自案を立てられる
わけではないのでただの野合に過ぎず、国政を停滞させる元凶となるでしょう。
とまあ長々と書きましたが、私が一番言いたいことは、議会を必ずしも国民社会の
ミニチュアにする必要はないだろうということです。国民社会は様々な意見を持つ
国民の集まりである訳ですが、小党乱立を支持する人は、その国民社会の小さな
相似形こそが議会であらねばならないという主張を持つように思います。仮に
それが最も望ましい議会の姿であるなら、私は選挙などする必要はないと思う。
国民の中からくじ引きででもその年の議員を選べばいい。そうすれば統計的には
正しく国民の思想をミニチュア化した議会が誕生するでしょう。
しかしそれが国権の最高機関に適しているとは私には思えないんですね。選挙で
代表を互選するということは、国民の中で国家を指導する資質や才能を備えた
メンバーを選ぶと言うことで、そこには国家のミニチュアを作るという要素は
必要でも何でもない。その上でそのメンバーが十全に動ける環境のためには、
小党乱立は無駄が多い、そう思います。
これは メッセージ 150915 (katakurichan2 さん)への返信です.
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