米国よ戦後の平和を勝ち取れ
投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2002/12/08 12:19 投稿番号: [150601 / 177456]
シンガポール紙「ストレーツ・タイムズ」
米国は戦争をすれば間違いなく勝利できる。しかし、その後の面倒を見るだけの体力、根気はあるだろうか。何世代か前の米国ならあった。その結果がドイツ、日本、韓国だ。ブッシュ政権のアフガン再建に関する対応の混乱ぶりを見ると、今後もしっかりした対アフガン政策が維持されるかどうかは疑問だ。ブッシュ政権は、アフガン再建でもたつけば、イラクの「体制変更」に向けた国際的支援がより得にくくなることを知るべきだ。
多くの国は、イラクのフセイン大統領失脚を望んでいるのと同様に、ポスト・フセイン体制がどうなるのかを懸念している。タリバン政権崩壊後のアフガンの混乱ぶりがイラクで再現されることを、誰も望んでいない。アフガンでの米国の仕事ぶりによって、フセイン体制崩壊後のイラクがどうなるかが判断されることになろう。
米議会は先週、四年間でアフガン再建に三十三億ドルを支出する法案を通過させた。米政府はそれより数億ドル少ない額を要求したが、超党派の議員グループが少なすぎるとして増額した。米国防総省は、アルカイダとの戦闘から治安維持、国家再建支援に重点を移すと発表した。唯一の超大国が戦争で勝てるのは周知のことだが、平和まで勝ち取れるのかどうかはまだ分からない。
何十年にもわたり、国家として機能してこなかった国をどうやって再建するのか。タリバン政権崩壊以降、米国、ドイツは地方の軍隊や警察を訓練し、国際援助団体は数百マイルのかんがい用水を修復、一千万冊の教科書が支給され、百カ所以上の学校も開校した。道路千キロの修復計画も進行中だ。しかし、資金は不足しており、地方は依然、軍閥が支配し、勝手に徴税している。国際治安支援部隊(ISAF)は、首都だけで手いっぱいという米国の反対で、地方への展開ができずにいる、アヘンの取引も活発化、状況が急速に悪化する可能性を暗示している。
(11月28日)
これは メッセージ 150599 (arisugawahiro_0 さん)への返信です.
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