>イラク攻撃の標的のこと
投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/10/20 21:59 投稿番号: [148955 / 177456]
こんにちは、katakurichan2さん
>それにしても、攻撃される可能性を全て排除するなんて無理なのに。というふうな考えにはならないんですよね、やっぱ・・・。
考えられないですね、日本なら「よい時もあれば悪い時もあるから、高飛車な態度は控えよう」となりますが、千年王国を夢見たピューリタニズムが変遷しながらも残っている米国では、攻撃してくるテロリストやフセインとかは黙示録に出てくるバビロンの淫婦とか獣であり、間違いなく撃滅される存在として予言されているのです。
っで、米国は約束された永遠の繁栄を実現するため、最強の武力で全て排除する使命を持っているのです。
>ピンポイントってちっともピンポイントじゃないじゃん、っていう嘆きです。当たり前ですけど。
宗教改革で有名なルターは、改革に共鳴した農民たちが彼の望まぬ方向に向かったとき「いまや剣の時、怒りの時、恩恵をほどこすべからざる時、・・・それゆえ領主がたよ、われわれを助け、われわれを救い、われわれを援助せよ。皆殺しにせよ。権力をもつもの行動せよ。」と虐殺を呼びかけています。この辺りが正義とかデモクラシーのコストとかになって、当然視される所以なんでしょうね。
>ただ、今の状況では「今回は回避できてもフセイン政権が続く限り、こういう緊張状態は続く」ということですね?(はぁ)
そのようです、湾岸戦争の英雄シュワーツコフ氏は回顧録の中で。。。
》 ワシントンにいるタカ派の代表たちが、フセインを痛い目に遭わせるまでは戦さを止めるな、と
》 やっているに違いない。イラク空爆を始めてから一箇月以上経つが、それでも不足だというのだ。
》 こういう手合はジョン・ウェインの『グリーンベレー』だの『ランボー』だの『パットン大戦車
》 軍団』だの勇ましい映画を観、机を叩いては、「畜生め、我々はとにかく乗り込んで奴らをぶっ
》 飛ばしてやらなけりゃ! あのフセインの野郎に目に物見せてくれなけりゃ収まるもんか!」な
》 どとわめくだけなのだから気楽なもんである。
》 もちろんこんな連中は一発も弾を食らうこともなければ、死んだ兵士や海兵隊員の父母に責任を
》 感じることもない。
タカ派とは、いかれてはいるがまじめなテロリストだと私は思っているのですが、「戦争ごっごの好きな連中」という身も蓋もない見方もあります。でも一部に根強い人気があるのは、なぜ?
>暴動やテロリストは民主主義の否定でわ〜
>っていうか、仕方がないと諦めるのも抵抗するのも、「個人の好きにさせて
>ほしい」です。そこまで開き直れれば民主主義の体現ではないですか?
正にその通りで法や権威を認めず、原理主義者は自己が侵害されているかどうかを判断する自由も我にあると考えるのです。
ホッブスという人は、人間はうまれつき平等だから、自然状態にあればその平等ゆえに一つの果実を巡ってなんの制約もなく、殺し、殺される事になる。この悲惨なる「万人による万人の戦い」の状態から抜け出るために人間は社会状態に入ると言っています。
だから原理主義者が集まると、それぞれが自己の権利を最大限に確保しようとして、戦況が膠着し停戦合意(社会の成立)に至るわけです。しかし終結していませんから、合意が破られたら再び悲惨なる状態戻ってしまうみたいです。
とてもつき合いきれないと感じもしますが、それでもですね、国王を処刑したピューリタン革命期の長期議会でレインバラという人は「イングランドにおけるもっとも貧しい人も、もっとも偉い人と同様に生きるべき命を持っている。だからある政府のもとで生活するすべての人々が、まず自分自身の同意によってその政府に服従すべきであることは明白であろう。イングランドのもっとも貧しい人々も、自分が発言権を持たない政府には、厳密な意味ではまったく拘束されることはない、と私は思う」と歴史に残る発言をしています。
教皇の権威を否定し神と直接向き合い事を望んだ原理主義者が、個人の形成とその権利を、死を恐れない殉教精神がその自由を守ったのは事実です。この経験があるから自由と民主主義を死ぬ気で守れるのです。
>ただ実際のところ、どこにどれだけの「武力」が必要なのか、どう予定を立てたらいいんでしょう?
長くなりそうなんで、これは次にします(^^;
>それにしても、攻撃される可能性を全て排除するなんて無理なのに。というふうな考えにはならないんですよね、やっぱ・・・。
考えられないですね、日本なら「よい時もあれば悪い時もあるから、高飛車な態度は控えよう」となりますが、千年王国を夢見たピューリタニズムが変遷しながらも残っている米国では、攻撃してくるテロリストやフセインとかは黙示録に出てくるバビロンの淫婦とか獣であり、間違いなく撃滅される存在として予言されているのです。
っで、米国は約束された永遠の繁栄を実現するため、最強の武力で全て排除する使命を持っているのです。
>ピンポイントってちっともピンポイントじゃないじゃん、っていう嘆きです。当たり前ですけど。
宗教改革で有名なルターは、改革に共鳴した農民たちが彼の望まぬ方向に向かったとき「いまや剣の時、怒りの時、恩恵をほどこすべからざる時、・・・それゆえ領主がたよ、われわれを助け、われわれを救い、われわれを援助せよ。皆殺しにせよ。権力をもつもの行動せよ。」と虐殺を呼びかけています。この辺りが正義とかデモクラシーのコストとかになって、当然視される所以なんでしょうね。
>ただ、今の状況では「今回は回避できてもフセイン政権が続く限り、こういう緊張状態は続く」ということですね?(はぁ)
そのようです、湾岸戦争の英雄シュワーツコフ氏は回顧録の中で。。。
》 ワシントンにいるタカ派の代表たちが、フセインを痛い目に遭わせるまでは戦さを止めるな、と
》 やっているに違いない。イラク空爆を始めてから一箇月以上経つが、それでも不足だというのだ。
》 こういう手合はジョン・ウェインの『グリーンベレー』だの『ランボー』だの『パットン大戦車
》 軍団』だの勇ましい映画を観、机を叩いては、「畜生め、我々はとにかく乗り込んで奴らをぶっ
》 飛ばしてやらなけりゃ! あのフセインの野郎に目に物見せてくれなけりゃ収まるもんか!」な
》 どとわめくだけなのだから気楽なもんである。
》 もちろんこんな連中は一発も弾を食らうこともなければ、死んだ兵士や海兵隊員の父母に責任を
》 感じることもない。
タカ派とは、いかれてはいるがまじめなテロリストだと私は思っているのですが、「戦争ごっごの好きな連中」という身も蓋もない見方もあります。でも一部に根強い人気があるのは、なぜ?
>暴動やテロリストは民主主義の否定でわ〜
>っていうか、仕方がないと諦めるのも抵抗するのも、「個人の好きにさせて
>ほしい」です。そこまで開き直れれば民主主義の体現ではないですか?
正にその通りで法や権威を認めず、原理主義者は自己が侵害されているかどうかを判断する自由も我にあると考えるのです。
ホッブスという人は、人間はうまれつき平等だから、自然状態にあればその平等ゆえに一つの果実を巡ってなんの制約もなく、殺し、殺される事になる。この悲惨なる「万人による万人の戦い」の状態から抜け出るために人間は社会状態に入ると言っています。
だから原理主義者が集まると、それぞれが自己の権利を最大限に確保しようとして、戦況が膠着し停戦合意(社会の成立)に至るわけです。しかし終結していませんから、合意が破られたら再び悲惨なる状態戻ってしまうみたいです。
とてもつき合いきれないと感じもしますが、それでもですね、国王を処刑したピューリタン革命期の長期議会でレインバラという人は「イングランドにおけるもっとも貧しい人も、もっとも偉い人と同様に生きるべき命を持っている。だからある政府のもとで生活するすべての人々が、まず自分自身の同意によってその政府に服従すべきであることは明白であろう。イングランドのもっとも貧しい人々も、自分が発言権を持たない政府には、厳密な意味ではまったく拘束されることはない、と私は思う」と歴史に残る発言をしています。
教皇の権威を否定し神と直接向き合い事を望んだ原理主義者が、個人の形成とその権利を、死を恐れない殉教精神がその自由を守ったのは事実です。この経験があるから自由と民主主義を死ぬ気で守れるのです。
>ただ実際のところ、どこにどれだけの「武力」が必要なのか、どう予定を立てたらいいんでしょう?
長くなりそうなんで、これは次にします(^^;
これは メッセージ 148931 (katakurichan2 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/148955.html