Re: ミサイル迎撃
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/10/01 13:34 投稿番号: [148281 / 177456]
>最高点に達したあたりで衛星からレーザー を照射するというのは結構いけるかも。
最高点に達したあたりでは戦域ミサイルとはいえ高度100km以上、地上からの
迎撃はまず不可能で、やるとしたら確かに衛星からのレーザーくらいでしょうね。
とはいえレーザー衛星をいくつ打ち上げるかに依るとは言えたぶん直近の衛星から
直線距離で数千キロは離れていることが十分考えられますし、数千キロ先の十数mの
物体を狙撃するには極めて精密な照準が必要です。しかし、レーザーの砲身(?)を
ミサイルに向けると、反作用で衛星は回転を始めます。その回転を押さえるために
姿勢制御用のスラスターを吹かせて姿勢を安定させるのだって数分で出来るかどうか(^^;。
無論、照準を合わせるべき飛翔物体を探知して運動ベクトルを解析、照準座標を
瞬時に計算するのだって相当な難易度であって、SDI計画というのは途方もない
プランであるということがひしひしと感じられます。
>ミサイルが発射された直後に戦闘機を発進させ、レーザーで迎え撃つというのはどうでしょう。
ミサイルを破壊するための必要エネルギーをレーザーに供給するためのエネルギー源
(電池?)は、およそ戦闘機に積めるサイズではないような。また、戦闘機の
スクランブルに要する時間は常時パイロットを待機させていても5分以内、
常に3分を切るのはたぶん難しく、発射直後にスクランブルの指令が出ても時間的
余裕(スカッドミサイルの発射〜着弾は10分以内)はまずないように思います。
>数ヶ月前だったか迎撃実験が完全ではないにしても成功したという記事もありましたよね。
>あれぐらいじゃ実戦にはほど遠いのでしょうか?
実験方法にもいくつかの疑問があるようですが、それらをさておいても「ミサイルが
飛んでいる」ということを前提に迎撃を行うのは実戦とはほど遠いと言わざるを
得ません。「本日何時にどこの基地からどこに向かって模擬ミサイルを発射し、
それをどのポイントで迎撃する」という計画が立っていれば、あらかじめその座標に
レーダーと砲身を向けておけばいいのですから。実戦では「いつ、どこから、
どこに向かって発射されるかわからないミサイルを待ち続け、発射されたなら
即時そのミサイルを発見し、追尾し、照準し撃墜する」という複数のシステムの
完璧な協調がなされなくてはなりません。その上、少々の不具合や妨害があっても
システムの機能が失われないというのが軍事兵器に要求されることですから、
都合の良いミサイル迎撃実験に数回成功したくらいでは実戦に応用できるとは
とても言えないでしょう。
とはいえアメリカが膨大な金をミサイル防衛計画につぎ込んでいる以上、いつかは
実用化するとは思いますが。
最高点に達したあたりでは戦域ミサイルとはいえ高度100km以上、地上からの
迎撃はまず不可能で、やるとしたら確かに衛星からのレーザーくらいでしょうね。
とはいえレーザー衛星をいくつ打ち上げるかに依るとは言えたぶん直近の衛星から
直線距離で数千キロは離れていることが十分考えられますし、数千キロ先の十数mの
物体を狙撃するには極めて精密な照準が必要です。しかし、レーザーの砲身(?)を
ミサイルに向けると、反作用で衛星は回転を始めます。その回転を押さえるために
姿勢制御用のスラスターを吹かせて姿勢を安定させるのだって数分で出来るかどうか(^^;。
無論、照準を合わせるべき飛翔物体を探知して運動ベクトルを解析、照準座標を
瞬時に計算するのだって相当な難易度であって、SDI計画というのは途方もない
プランであるということがひしひしと感じられます。
>ミサイルが発射された直後に戦闘機を発進させ、レーザーで迎え撃つというのはどうでしょう。
ミサイルを破壊するための必要エネルギーをレーザーに供給するためのエネルギー源
(電池?)は、およそ戦闘機に積めるサイズではないような。また、戦闘機の
スクランブルに要する時間は常時パイロットを待機させていても5分以内、
常に3分を切るのはたぶん難しく、発射直後にスクランブルの指令が出ても時間的
余裕(スカッドミサイルの発射〜着弾は10分以内)はまずないように思います。
>数ヶ月前だったか迎撃実験が完全ではないにしても成功したという記事もありましたよね。
>あれぐらいじゃ実戦にはほど遠いのでしょうか?
実験方法にもいくつかの疑問があるようですが、それらをさておいても「ミサイルが
飛んでいる」ということを前提に迎撃を行うのは実戦とはほど遠いと言わざるを
得ません。「本日何時にどこの基地からどこに向かって模擬ミサイルを発射し、
それをどのポイントで迎撃する」という計画が立っていれば、あらかじめその座標に
レーダーと砲身を向けておけばいいのですから。実戦では「いつ、どこから、
どこに向かって発射されるかわからないミサイルを待ち続け、発射されたなら
即時そのミサイルを発見し、追尾し、照準し撃墜する」という複数のシステムの
完璧な協調がなされなくてはなりません。その上、少々の不具合や妨害があっても
システムの機能が失われないというのが軍事兵器に要求されることですから、
都合の良いミサイル迎撃実験に数回成功したくらいでは実戦に応用できるとは
とても言えないでしょう。
とはいえアメリカが膨大な金をミサイル防衛計画につぎ込んでいる以上、いつかは
実用化するとは思いますが。
これは メッセージ 148279 (cosmic_belt さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/148281.html