非力の思想 2
投稿者: chottomato3 投稿日時: 2002/09/10 22:39 投稿番号: [147005 / 177456]
<「抑圧者に似る」自己矛盾>
ところで女は平和主義者だろうか?
歴史はその問いにノーと答える。日本の女性は「聖戦」の遂行に熱心に協力したし、英米の女性も戦争の「チアガール」を務めた。女だからというだけで、自動的に平和主義者だということにはならない。
フェミニズムは女にも力がある、女も戦争に参加できる、と主張する思想のことだろうか?
アメリカのフェミニズムは女の男なみの戦闘参加を求めてきた。だが、もしフェミニズムが、女も男なみに強者になれる、という思想のことだとしたら、そんなものに興味はない。わたしの考えるフェミニズムは、弱者が弱者のままで、尊重されることを求める思想のことだ。だから、フェミニズムは「やられたらやりかえせ」という道を採らない。相手から力ずくでおしつけられるやりかたにノーを言おうとしている者たちが、同じように力ずくで相手に自分の言い分をとおそうとすることは矛盾ではないだろうか。フェミニズムにかぎらない。弱者の解放は、「抑圧者に似る」ことではない。
戦争を含めてあらゆる暴力が犯罪だ
と言うことができなければ、DV(夫や恋人からの暴力)すら解決することができない。そしてもし、DVをなくすことに、わたしたちが少しでも希望を持つことができるなら、国家の非暴力化に希望を持ってはいけないだろうか。
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以上、今日の朝日夕刊より。
(無断転載です・・・
いつも、ごめんね・・・)
これは メッセージ 147003 (chottomato3 さん)への返信です.
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