私達にとってイラクは脅威か? ㊦
投稿者: yoursong319 投稿日時: 2002/09/07 11:51 投稿番号: [146875 / 177456]
「君がイラクの状況をどの程度知っているのか僕は知らない。
制裁については知っているだろう。状況は非常に悪い。
イラクは鉛筆でさえ輸入することが許されていない。
鉛筆の芯がAtomic Energy に変換される可能性があるからだって!
信用しないかもしれないが、ビスケットも検査されるんだ。
大量破壊兵器製造物質を含んでいる可能性があるからだと!」
僕はその程度も知らなかったというのが事実だ。
イラクの状況についてのレポートは少なくとも英語メディアでは珍しくはない。
子供が栄養失調で毎月 6000人死んでいるという報告を見たことがある。
制裁の理由がなんであろうとこれはメチャクチャな話であるはずだ。
しかし、大地震一回ほどの注目も集めない。
「イラクの子供の状況は、とても、とても悪い。助けがいる。
教室にはドアも窓も家具もない。暖房器具もエアコンもない。
バクダッドの気候は極端だ。冬は雪が降るし、夏は摂氏50度になる。
「とりわけひどいのは、生徒のイスと机がないことなんだ。
もし、ミルクの空き缶やレンガが手に入ればその上にすわる生徒もいるが、
何も手に入らない生徒は床に座る。
生徒の健康状態もとても悪いよ。いつも咳をしてる。
「学校にはまともな部屋などない。もちろん食堂もジムもない。
運動施設も何もない。ボール一つないんだ。
生徒数500人の、ある学校は、やっとバスケットボール二つを許可されたところだ。
電気がないし、教室の壁は剥げ落ちている。
チョークも黒板もない。学校の建物そのものが絶え間ない爆撃でボロボロなんだ。
「教室の床もひどいことになっている。
洪水のように溢れ出した下水が学校の敷地を流れたりする。
校内に便所もない。学校に行かなくなる生徒も多い。
彼らは乞食になるか、タバコを路上で売ったりしている。もう少し大きな子供は建設現場で働く子もいる。
まるで、国連がチャイルド・レイバーを奨励しているようなもんだよ。
「先週、ある学校をモニターしてた時、学校のすぐ近くに爆弾を落とされたよ。
"Allies Bombers" だ(注:国連の決議によって湾岸戦争でイラクと戦った連合軍をAllies と呼ぶ)。
子供達はパニックになって爆弾と炎から逃げ惑った。僕は国連のオフィサーだよ。
国連安全保障理事会決議986号の遵守をモニターする僕がこんな身の危険にさらされるんだ。
イラク南部のナシリヤという町だった。僕はトヨタのランドクルーザーで逃げたよ。なんてことなんだろう。
「ちょっと想像してみてくれ。君の美しい子供がこういう状況にいるところを。僕は君にひどいことを言ってると思う。
でもな、この惑星のある片隅で起きていることは、また別の片隅で起きるかもしれないよ。
彼はかつてアフガニスタンで勤務し、その後タジキスタンに移り、数ヶ月前コソボからバクダッドに転任した。
彼の国も内戦状態が続いている。彼自身もかつて難民となりカナダに受け入れられカナダ国籍をとったのだった。
これほど続けて悲惨を目撃しても、彼は僕ほど悲観的ではなさそうだ。大文字のリアリティには希望がある。
悲惨が希望を生むのだろうか。
イラクの子供の話は僕にとってはアフガニスタンの子供の話のように聞こえる。
アフガニスタンへの制裁が発動されて2ヶ月目に入った。制裁がじわじわと子供の首を締め始めるだろう。
毎月6000人の子供を殺しても達成しなければいけないものとは何なのだろうか。
自分の子供がそのようにして死んだら、子孫末裔まで復讐することを言い残して制裁者に対する決死のテロに走るかもしれない。
「2000年01月07日 イスラム・コラム 山本芳幸」
制裁については知っているだろう。状況は非常に悪い。
イラクは鉛筆でさえ輸入することが許されていない。
鉛筆の芯がAtomic Energy に変換される可能性があるからだって!
信用しないかもしれないが、ビスケットも検査されるんだ。
大量破壊兵器製造物質を含んでいる可能性があるからだと!」
僕はその程度も知らなかったというのが事実だ。
イラクの状況についてのレポートは少なくとも英語メディアでは珍しくはない。
子供が栄養失調で毎月 6000人死んでいるという報告を見たことがある。
制裁の理由がなんであろうとこれはメチャクチャな話であるはずだ。
しかし、大地震一回ほどの注目も集めない。
「イラクの子供の状況は、とても、とても悪い。助けがいる。
教室にはドアも窓も家具もない。暖房器具もエアコンもない。
バクダッドの気候は極端だ。冬は雪が降るし、夏は摂氏50度になる。
「とりわけひどいのは、生徒のイスと机がないことなんだ。
もし、ミルクの空き缶やレンガが手に入ればその上にすわる生徒もいるが、
何も手に入らない生徒は床に座る。
生徒の健康状態もとても悪いよ。いつも咳をしてる。
「学校にはまともな部屋などない。もちろん食堂もジムもない。
運動施設も何もない。ボール一つないんだ。
生徒数500人の、ある学校は、やっとバスケットボール二つを許可されたところだ。
電気がないし、教室の壁は剥げ落ちている。
チョークも黒板もない。学校の建物そのものが絶え間ない爆撃でボロボロなんだ。
「教室の床もひどいことになっている。
洪水のように溢れ出した下水が学校の敷地を流れたりする。
校内に便所もない。学校に行かなくなる生徒も多い。
彼らは乞食になるか、タバコを路上で売ったりしている。もう少し大きな子供は建設現場で働く子もいる。
まるで、国連がチャイルド・レイバーを奨励しているようなもんだよ。
「先週、ある学校をモニターしてた時、学校のすぐ近くに爆弾を落とされたよ。
"Allies Bombers" だ(注:国連の決議によって湾岸戦争でイラクと戦った連合軍をAllies と呼ぶ)。
子供達はパニックになって爆弾と炎から逃げ惑った。僕は国連のオフィサーだよ。
国連安全保障理事会決議986号の遵守をモニターする僕がこんな身の危険にさらされるんだ。
イラク南部のナシリヤという町だった。僕はトヨタのランドクルーザーで逃げたよ。なんてことなんだろう。
「ちょっと想像してみてくれ。君の美しい子供がこういう状況にいるところを。僕は君にひどいことを言ってると思う。
でもな、この惑星のある片隅で起きていることは、また別の片隅で起きるかもしれないよ。
彼はかつてアフガニスタンで勤務し、その後タジキスタンに移り、数ヶ月前コソボからバクダッドに転任した。
彼の国も内戦状態が続いている。彼自身もかつて難民となりカナダに受け入れられカナダ国籍をとったのだった。
これほど続けて悲惨を目撃しても、彼は僕ほど悲観的ではなさそうだ。大文字のリアリティには希望がある。
悲惨が希望を生むのだろうか。
イラクの子供の話は僕にとってはアフガニスタンの子供の話のように聞こえる。
アフガニスタンへの制裁が発動されて2ヶ月目に入った。制裁がじわじわと子供の首を締め始めるだろう。
毎月6000人の子供を殺しても達成しなければいけないものとは何なのだろうか。
自分の子供がそのようにして死んだら、子孫末裔まで復讐することを言い残して制裁者に対する決死のテロに走るかもしれない。
「2000年01月07日 イスラム・コラム 山本芳幸」
これは メッセージ 146874 (yoursong319 さん)への返信です.
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