アメリカの「報復戦争」と国連制裁 5
投稿者: ojyamajyoyo 投稿日時: 2002/07/07 00:05 投稿番号: [144815 / 177456]
アメリカは空爆という名の兵糧責めで、何十万人ものアフガニスタン人を殺そうとしている。
自衛隊の「難民支援」ではなく、飢餓、餓死、難民化の防止が先決だ
750万人の飢餓、100万人の餓死
UNHCR(国連高等弁務官事務所)は、戦争によって750万人が飢餓に陥り、100万人が餓死すると予測している。また、現在の難民は370万人。国内避難民は95万6000人。しかし、「報復攻撃」準備によって国内避難民はわずか数週間で110万人にふくれあがり、攻撃以降加速度的に増えている。国内の550万人が国連あるいはNGOのなんらかの支援を受けている。WFPによれば、国内で380万人がWFPの援助に依存している。
しかし、ここで重要なのは、WFP、UNCHRなどは、それぞれ現在の援助活動と力能、援助のキャパシティをもとに飢餓人口、餓死人口をはじき出しているという事である。WFPの食糧倉庫は国内に6カ所、備蓄は3週間とも、一週間を切ったとも言われ、どのような事態が起こるのか予想することができない。550万人の内の380万人、さらに深刻な飢えに直面する100万人へと絞り込んだ援助がなされる。まずはその100万人が、次には380万人が、550万人が、あらたに危機に陥る200万人が、また国外難民の370万人が次々と危機に陥ることになる。
おそらく避難民、難民もふくめれば、飢餓人口は干ばつの影響を受けたとされる1200万人にも達するのではないか。
ペシャワール会の中村哲医師はカブールに5つの診療所をもつ実感から、年間100万人を超える患者の背後には診療にくることさえできない何倍もの飢餓、栄養失調、疾病、伝染病等々があり、現在、カブールにいる100万―150万名のうち慢性の飢餓状態の者が約30〜40%、餓死線上の者が10%前後と推測している。これを単純にアフガニスタン全土に拡大すれば、飢餓人口は600〜1000万人、餓死者、凍死者は100万人〜200万人を数えることになる。中村医師は、この冬だけで間違いなく数十万人が餓死、凍死すると警告している。
彼は、10/13の国会証言でも「難民を出さないことが大事」「自衛隊の派遣は有害無益だ」と厳しく批判した。難民を出さないためには、空爆の中止、米軍の撤退、国連制裁の解除が出発点である。
「難民支援!難民支援!」難民があふれるのを望んでいるのか
難民を意図的に大々的に宣伝し、あたかも難民が生まれるのを待ち、難民=かわいそうな人=食料援助命綱=国連救世主という図式を描こうとしている。日本政府もこれに飛びついている。ここではアフガニスタンの圧倒的多数が国内にいる貧しい農民、遊牧民、商人であるという事実を黙殺している。
前述の中村医師によれば、意外にもカブールでは人々は爆撃に堪え忍び、日常生活を続けているという。金銭的余力や親戚縁者のあるものはすでにカブールを逃げ出し、残っているものは、とどまる以外に道のない極貧の人たちである。それでも避難せざるをえない人たちは、国境ではなく険しい山岳地帯を目指している。
また、その背景には「難民キャンプ」の過酷な現実がある。たとえばパキスタンは、ジャロザイキャンプについて、灼熱の大地に日よけのテントもない、飲み水もない、人がひしめき合い伝染病が蔓延するという過酷な現実を、「援助プロパガンダのショールーム」として利用し放置しているといわれる。("The Tront Star" 2001.4.9)その灼熱地獄がまもなく酷寒地獄に変わる。このような事情が、「どうせ死ぬならカブールで」という厭世観、諦観をも生み出している。
医療NGOや、灌漑、井戸掘りなど、アフガニスタン人民の病気治療や農業自立のための活動を地道に進めているボランティアからは、「爆弾と食糧の同時投下」は論外として、食糧や衣料などの物資をくれてやるだけの国連の援助活動に大きな疑問がだされている。
自衛隊の「難民支援」ではなく、飢餓、餓死、難民化の防止が先決だ
750万人の飢餓、100万人の餓死
UNHCR(国連高等弁務官事務所)は、戦争によって750万人が飢餓に陥り、100万人が餓死すると予測している。また、現在の難民は370万人。国内避難民は95万6000人。しかし、「報復攻撃」準備によって国内避難民はわずか数週間で110万人にふくれあがり、攻撃以降加速度的に増えている。国内の550万人が国連あるいはNGOのなんらかの支援を受けている。WFPによれば、国内で380万人がWFPの援助に依存している。
しかし、ここで重要なのは、WFP、UNCHRなどは、それぞれ現在の援助活動と力能、援助のキャパシティをもとに飢餓人口、餓死人口をはじき出しているという事である。WFPの食糧倉庫は国内に6カ所、備蓄は3週間とも、一週間を切ったとも言われ、どのような事態が起こるのか予想することができない。550万人の内の380万人、さらに深刻な飢えに直面する100万人へと絞り込んだ援助がなされる。まずはその100万人が、次には380万人が、550万人が、あらたに危機に陥る200万人が、また国外難民の370万人が次々と危機に陥ることになる。
おそらく避難民、難民もふくめれば、飢餓人口は干ばつの影響を受けたとされる1200万人にも達するのではないか。
ペシャワール会の中村哲医師はカブールに5つの診療所をもつ実感から、年間100万人を超える患者の背後には診療にくることさえできない何倍もの飢餓、栄養失調、疾病、伝染病等々があり、現在、カブールにいる100万―150万名のうち慢性の飢餓状態の者が約30〜40%、餓死線上の者が10%前後と推測している。これを単純にアフガニスタン全土に拡大すれば、飢餓人口は600〜1000万人、餓死者、凍死者は100万人〜200万人を数えることになる。中村医師は、この冬だけで間違いなく数十万人が餓死、凍死すると警告している。
彼は、10/13の国会証言でも「難民を出さないことが大事」「自衛隊の派遣は有害無益だ」と厳しく批判した。難民を出さないためには、空爆の中止、米軍の撤退、国連制裁の解除が出発点である。
「難民支援!難民支援!」難民があふれるのを望んでいるのか
難民を意図的に大々的に宣伝し、あたかも難民が生まれるのを待ち、難民=かわいそうな人=食料援助命綱=国連救世主という図式を描こうとしている。日本政府もこれに飛びついている。ここではアフガニスタンの圧倒的多数が国内にいる貧しい農民、遊牧民、商人であるという事実を黙殺している。
前述の中村医師によれば、意外にもカブールでは人々は爆撃に堪え忍び、日常生活を続けているという。金銭的余力や親戚縁者のあるものはすでにカブールを逃げ出し、残っているものは、とどまる以外に道のない極貧の人たちである。それでも避難せざるをえない人たちは、国境ではなく険しい山岳地帯を目指している。
また、その背景には「難民キャンプ」の過酷な現実がある。たとえばパキスタンは、ジャロザイキャンプについて、灼熱の大地に日よけのテントもない、飲み水もない、人がひしめき合い伝染病が蔓延するという過酷な現実を、「援助プロパガンダのショールーム」として利用し放置しているといわれる。("The Tront Star" 2001.4.9)その灼熱地獄がまもなく酷寒地獄に変わる。このような事情が、「どうせ死ぬならカブールで」という厭世観、諦観をも生み出している。
医療NGOや、灌漑、井戸掘りなど、アフガニスタン人民の病気治療や農業自立のための活動を地道に進めているボランティアからは、「爆弾と食糧の同時投下」は論外として、食糧や衣料などの物資をくれてやるだけの国連の援助活動に大きな疑問がだされている。
これは メッセージ 144814 (ojyamajyoyo さん)への返信です.
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