米国の民主主義>kisimenjpさん
投稿者: inflight78 投稿日時: 2002/06/29 04:44 投稿番号: [144370 / 177456]
こんにちは。「アメリカの民主主義」について要点を押さえてみます。また噛み合っていない部分があったらご指摘・質問ください。
まず、アメリカが「自由」という時、資本主義、自由産業、自由競争を思い浮かべて頂けばわかりやすくなると思います。
アメリカは資本主義の経済原理を極端に取り入れた国ですが、他国がアメリカのようにならないのは、各国の習慣などにも見られる共同体の仕組みがある程度確立されているためだと思います。資本主義を極端に推し進めれば、人は資本家と労働者、消費者にしか分けられません。そしてアメリカの様々な社会問題のほとんどはそこから来るものでしょう。
アメリカは確かに階級社会です。根強い人種問題などもそこに含まれると思いますが、階級を分ける一番の要素は「金」でしょう。そして資本主義社会における「平等」がなにを意味するのかを考えれば、結果的に大差ができるのは至極当然であります。
少し歴史に触れますが、レーガンが当選した時(1981)のアメリカの失業率は12%とも15%とも言われています。そしてその不況とベトナム敗戦後のくら〜いアメリカを助け出したのが彼でしょう。「レーガノミクス」と言われる経済対策により、大幅減税され、民営化が進み、自由競争による「大差」が一層広がったのもこの辺りからだと思います。「ベトナムは正義の戦争だった」と言いきった彼は、国民を鼓舞する力に優れ、不況から回復し、その経済対策は後の政権に問題を残したものの、当時は非常に人気のあった大統領だと聞きます。
そしてアメリカの大統領制は、ソ連のように官僚が力を付けすぎるようなことはありませんし、政権が代われば政策も大きく変わるので、大幅修正のチャンスは存在します。経済に関しましては政府の統治能力が低いという問題もありますが。
これは メッセージ 144342 (kisimenjp さん)への返信です.
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