パレスチナ、領土の廃絶
投稿者: lovepeacemama 投稿日時: 2002/05/31 17:09 投稿番号: [142737 / 177456]
そのリストが、このほど欧州委員会により発表された。対象は、欧州連合(EU)および加盟国が出資した社会基盤施設に限定されている。このリストは強烈で、事態をおのずと物語っている。そこには何の脈絡もない。ガザの港と国際空港、ラマラのラジオ局「パレスチナの声」、ベツレヘムのインターコンチネンタルホテル、法医学研究所、それに地区の社会基盤施設だ。学校、住宅、下水道、ごみ処理場だけではない。ジェニンでは平和協力プロジェクトの事務局、ベイト・ラヒアでは再植林地、ラマラでは中央統計局、エリコでは灌漑設備、等々。総額1729万ユーロに上る17件の社会基盤施設である。これらがすべてテロリストの巣窟だったなどと、いったい誰が信じようか。
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ラファで、われわれはエジプトとの国境に隣接する壊滅状態の村を訪れた。つぶされた家々の壁を踏んで歩く。足元に小学生のノート、台所用品、歯ブラシなどが散乱する。粉々にされた生活。立ち退きのために住民に与えられた猶予は5分間だったと、ある女性が語る。真夜中のことだった。ブルドーザーの群れが、「作業を終える」ために何度も往復した。この表現は、イスラエル軍の常套句になりつつある。監視塔の上からは、何もない土地を赤外線スコープ付きの小型機関銃が監視する。兵士の姿はない。夜、機関銃は、何かが光るや自動的に発射される。最前列の住宅は、銃弾で穴だらけだ。住民は常に自動小銃に脅やかされて暮らす。緩衝地帯はこのようにして創出される。
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ガザでわれわれは、高さ数メートルの壁で分離された道路、占領地をまたぐ未完成の橋を見た。ワニのうごめく水路で道路を囲むという計画なのさ、と誰かが言った。その大げさとも思われる言葉は、確かに雰囲気を伝えている。イスラエルの交通省はさらに、ガザとヨルダン川西岸を結ぶ高架道路を築くという壮大な計画の見積もりまで立てていた。こうした計画はすべて、真偽はともあれ、惑乱に満ちた想像力の産物である。他者は断固として封印されなければならない。抑え込むか、さもなければ動けなくするか。これほど小さな空間に、これほど大勢の人々が押し込まれていることは、いまだかつてない。イスラエルと占領地の間の交通は完全に封鎖されている。いかに多くのパレスチナ人が、このような軟禁状態についてわれわれに不満を漏らしたことか。人と会うことができなくなった。端的に、交通が途絶したからだ。ラマラからガザに行くことはもちろん不可能である。同じガザ地区の中ですら、ある場所から他の場所へ行くのに、テルアヴィヴからニューヨークへ行くより時間がかかることもある。イスラエルは占領地内で、空間だけでなく時間をも占領している。帰宅前に検問で待たされる何時間もの時間。
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沿道の至るところにあるブルドーザーが、その恐るべき証拠である。主要な問題は、「ここに住むためにはどうすればよいのか」というカフカの問いではない。住むことではなく、立ち退かせること。破壊すること。これは、初めてのブルドーザーによる戦争である。歴史上前例のない脱領土化の企て。民間人だけでなく、領土そのものが対象という意味での全面戦争。広場恐怖症に由来する戦争。狙いは領土の分割ではなく、廃絶にある。
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ラファで、われわれはエジプトとの国境に隣接する壊滅状態の村を訪れた。つぶされた家々の壁を踏んで歩く。足元に小学生のノート、台所用品、歯ブラシなどが散乱する。粉々にされた生活。立ち退きのために住民に与えられた猶予は5分間だったと、ある女性が語る。真夜中のことだった。ブルドーザーの群れが、「作業を終える」ために何度も往復した。この表現は、イスラエル軍の常套句になりつつある。監視塔の上からは、何もない土地を赤外線スコープ付きの小型機関銃が監視する。兵士の姿はない。夜、機関銃は、何かが光るや自動的に発射される。最前列の住宅は、銃弾で穴だらけだ。住民は常に自動小銃に脅やかされて暮らす。緩衝地帯はこのようにして創出される。
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ガザでわれわれは、高さ数メートルの壁で分離された道路、占領地をまたぐ未完成の橋を見た。ワニのうごめく水路で道路を囲むという計画なのさ、と誰かが言った。その大げさとも思われる言葉は、確かに雰囲気を伝えている。イスラエルの交通省はさらに、ガザとヨルダン川西岸を結ぶ高架道路を築くという壮大な計画の見積もりまで立てていた。こうした計画はすべて、真偽はともあれ、惑乱に満ちた想像力の産物である。他者は断固として封印されなければならない。抑え込むか、さもなければ動けなくするか。これほど小さな空間に、これほど大勢の人々が押し込まれていることは、いまだかつてない。イスラエルと占領地の間の交通は完全に封鎖されている。いかに多くのパレスチナ人が、このような軟禁状態についてわれわれに不満を漏らしたことか。人と会うことができなくなった。端的に、交通が途絶したからだ。ラマラからガザに行くことはもちろん不可能である。同じガザ地区の中ですら、ある場所から他の場所へ行くのに、テルアヴィヴからニューヨークへ行くより時間がかかることもある。イスラエルは占領地内で、空間だけでなく時間をも占領している。帰宅前に検問で待たされる何時間もの時間。
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沿道の至るところにあるブルドーザーが、その恐るべき証拠である。主要な問題は、「ここに住むためにはどうすればよいのか」というカフカの問いではない。住むことではなく、立ち退かせること。破壊すること。これは、初めてのブルドーザーによる戦争である。歴史上前例のない脱領土化の企て。民間人だけでなく、領土そのものが対象という意味での全面戦争。広場恐怖症に由来する戦争。狙いは領土の分割ではなく、廃絶にある。
これは メッセージ 142736 (lovepeacemama さん)への返信です.
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