対米全面テロ

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収容所と化したベツレヘム 2

投稿者: lovepeacemama 投稿日時: 2002/05/30 14:13 投稿番号: [142661 / 177456]
ベツレヘムのからっぽの街路に、パレスチナ人の、一般市民の存在をうかがわせる物音はまったくない。「パレスチナ人の、一般市民の存在をうかがわせる音はしない」――そう、実のところ、パレスチナ人の耳には、別の音が届いている。住民が普通の人間として扱われる小さな町や都市でなら、普通は聞かれることなどない音――住民全員が、その国籍だけを理由に、「テロリスト」として非難されたり手ひどい扱いを受けたりすることのない場所でなら、まず聞かれることのない音。ベツレヘムの人々は、今、この地で、そういう音を聞いている。それは、イスラエル軍の戦車と人員搬送装甲車が、建ち並ぶ家々を揺るがしながら、我が物顔に――まるでこの町の道路がすべてイスラエル軍のために作られているとでも言うかのように――走りまわる音だ。ベツレヘムの市民は、この戦争機械の群れが、自分たちの街路を、車を、舗道を、壁を、家を、店を、道路標示板を、歩道を、次々に破壊していくのをまのあたりにし、その音を聞いている。イスラエル軍は、わずかな関心も配慮の念も見せることなく、行く手に現われる一切合切を破壊していく。これが対テロ戦争なのだ。何の理由もなく、ただ単におもしろいからというだけで、ほかの子供のおもちゃを叩き壊す――「そのどこがいけない?」――始末に負えない子供のような行為。それを止めようとする者はいない。

また、折々に、重機関銃の発射音も聞こえてくる。今では、ターゲットが(直接の標的という場合も、威嚇目的の場合も)通常、パレスチナ人であること――バルコニーに出たり、屋上で洗濯物を干したり、窓を開けて外の様子をうかがっているだけの男女であることを、私たちは知っている。イスラエル軍の方針は、「とにかく撃て、問答は無用」であるようで、私たちは、窓を開けて新鮮な空気を入れるだけの場合でも、戦車や、どことも知れない場所に潜んでいるスナイパーの「いたぶりゲーム」に直面する覚悟を決めておかなければならない。ベツレヘムをはじめ、パレスチナの町々では、多くの市民が自宅内もしくは自宅の周辺で殺害されている。そして、市内の全域でひっきりなしに起こる手榴弾の炸裂音や射撃音に加えて、マンガー広場(Manger Square)に設
置されたいくつもの大型ラウドスピーカーから、動物の吠え声と、神経をかきまわすような甲高い不快な音が、常時、聞こえてくる。これは、聖誕教会に立てこもっている200人のパレスチナ人に対する神経戦を意図したものだ。

=続く
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