核戦争・・・印パの融和
投稿者: chottomato3 投稿日時: 2002/05/29 10:41 投稿番号: [142562 / 177456]
核戦争になれば犠牲者は1200万人にのぼるだろう。そんな物騒な予測まで出ている。インドとパキスタンとの対立は、両国が核保有国だけに極めて危うい。
パレスチナ紛争に似て、根深い対立がある。長年続くカシミール紛争を背景に、イスラム過激派がインドでたびたびテロを決行する。インドはパキスタンがテロを支援していると見ている。過激派取り締まりを要求されるパキスタンのムシャラフ大統領は、国内事情もあって及び腰だ。
構図はパレスチナに似ているが、決定的に違うのは核保有国同士の対立であることだ。インドのバジパイ首相が「もう我慢できない」と非難すると、ムシャラフ大統領は、ミサイルの発射実験で応じた。
27日の演説でも「先制攻撃はしない」と言いつつ「イスラム教徒は戦争を恐れないし、ひるむことはない」と語っている。旧宗主国である英国の外相が現地入りして調停に乗り出した。彼は「通常戦争にもつれ込み、私たちが経験したことのない核の戦いに拡大することは容易に考えられる」と警告している。
核拡散の危うさをなまなましく感じさせる事態だ。と同時に、原爆の被害がいかに悲惨なものか、世界の人々にもっと知ってもらう努力が必要だといまさらながら思う。
ガンジーの言葉を思い浮かべる。「原子爆弾のために、久しく人類を支えてきた高尚な感情が滅ぼされてしまった」とは46年の言葉だ。そして「原子爆弾も原子爆弾の対抗をもってしては滅ぼすことはできない」と。非暴力主義の彼はまた印パの融和も説き続けた。
(asahi.com《天声人語》05月29日より)
http://www.asahi.com/paper/column.html
これは メッセージ 142545 (chottomato3 さん)への返信です.
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