kisimenjp さんへ
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2002/04/17 18:38 投稿番号: [140454 / 177456]
>これを理性的に、アメリカの関与を外したとしてどんな解決法があると?
アメリカが政治的軍事的にイスラエルを支援しなかったら、現在のイスラエルのような、
武力で何でも解決しようとする居丈高な態度を産み出しはしなかったと予想しますが…
>この引用は、その後の部分こそあなたなりの解釈を聞きたかった。
イスラム圏に対する、欧米諸列強の政治的軍事的干渉について、
泥縄式ではありますけれど、暇を見付けては少しは勉強をしています。
19世紀から20世紀までのこの地域の歴史を勉強すると、イスラムの人たちが
欧米の人たちに対して懐いている不信感が、尋常なものでなかったとしても
不思議ではないように思えます。
>アタマの良い人がイロイロ考え、解決出来ないのは当事者の責任もあるのでは?
パレスチナの人やアラブ諸国にも問題はなかったとは申しません。
けれどもパレスチナの人を責める気にはほとんどなれませんね。
アラブ諸国は、ちょっと責められるべきところがありそうです。
でも、なんと言ってもイスラエルやアメリカの責任がはるかに重いと私は思います。
イギリスやフランスやドイツなどのヨーロッパ諸列強もかなり問題です。
>その弱みに付け込んで、アラブ社会も優位に立とうとする。
石油を武器に使おうと最初に提唱したのは、確か第4次中東戦争のときの
サウジの故ファイサル国王だったと思います。
「弱みに付け込んで優位に立とうとする」などと表現すべきものかどうか
疑問です。
アラブは軍事的に劣勢でしたし、国連もアメリカの拒否権行使にあって
頼りにならない状況でした…といったことを考えるとやむをえない
ことではなかったでしょうか?
石油はアラブにとって重要な収入源ですから、本来なら武器には使いたくない
のではないでしょうか?
>あなたこそ先進国的視点でイスラム社会を見ている。
>あの社会の歴史は工業国ではない、長い歴史があるのでしょう?
>それに誇りを持っている、その文化で幸せなら対立せずとも良いはず。
21世紀の今日では、鎖国をして、昔ながらの封建社会で牧歌的な暮らしを
しようと思っても不可能です。
民族や国家が生き延びるためには、近代国家としての体裁を整えなければ
なりませんし、工業化を真面目に検討せざるをえないでしょう。
>私が大きな感銘を受け、大切に心に持っているものは
>そのようなヤスモノではありません。
ドストエフスキーは“ヤスモノ”の三流作家ではありません。
『大審問官』を創出したほどの作家の類稀な想像力は、嘘をつくときでも、
なかなか気の利いた素敵な嘘をつくと思いますよ。
嘘だっていいじゃないですか…
アメリカが政治的軍事的にイスラエルを支援しなかったら、現在のイスラエルのような、
武力で何でも解決しようとする居丈高な態度を産み出しはしなかったと予想しますが…
>この引用は、その後の部分こそあなたなりの解釈を聞きたかった。
イスラム圏に対する、欧米諸列強の政治的軍事的干渉について、
泥縄式ではありますけれど、暇を見付けては少しは勉強をしています。
19世紀から20世紀までのこの地域の歴史を勉強すると、イスラムの人たちが
欧米の人たちに対して懐いている不信感が、尋常なものでなかったとしても
不思議ではないように思えます。
>アタマの良い人がイロイロ考え、解決出来ないのは当事者の責任もあるのでは?
パレスチナの人やアラブ諸国にも問題はなかったとは申しません。
けれどもパレスチナの人を責める気にはほとんどなれませんね。
アラブ諸国は、ちょっと責められるべきところがありそうです。
でも、なんと言ってもイスラエルやアメリカの責任がはるかに重いと私は思います。
イギリスやフランスやドイツなどのヨーロッパ諸列強もかなり問題です。
>その弱みに付け込んで、アラブ社会も優位に立とうとする。
石油を武器に使おうと最初に提唱したのは、確か第4次中東戦争のときの
サウジの故ファイサル国王だったと思います。
「弱みに付け込んで優位に立とうとする」などと表現すべきものかどうか
疑問です。
アラブは軍事的に劣勢でしたし、国連もアメリカの拒否権行使にあって
頼りにならない状況でした…といったことを考えるとやむをえない
ことではなかったでしょうか?
石油はアラブにとって重要な収入源ですから、本来なら武器には使いたくない
のではないでしょうか?
>あなたこそ先進国的視点でイスラム社会を見ている。
>あの社会の歴史は工業国ではない、長い歴史があるのでしょう?
>それに誇りを持っている、その文化で幸せなら対立せずとも良いはず。
21世紀の今日では、鎖国をして、昔ながらの封建社会で牧歌的な暮らしを
しようと思っても不可能です。
民族や国家が生き延びるためには、近代国家としての体裁を整えなければ
なりませんし、工業化を真面目に検討せざるをえないでしょう。
>私が大きな感銘を受け、大切に心に持っているものは
>そのようなヤスモノではありません。
ドストエフスキーは“ヤスモノ”の三流作家ではありません。
『大審問官』を創出したほどの作家の類稀な想像力は、嘘をつくときでも、
なかなか気の利いた素敵な嘘をつくと思いますよ。
嘘だっていいじゃないですか…
これは メッセージ 140409 (kisimenjp さん)への返信です.
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