kisimenjp さんへ
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2002/04/12 17:40 投稿番号: [140208 / 177456]
>神話にしてはいけないと思います。
望むと望まないとにかかわらず、すでに神話になりつつあると思われます。
犯人たち、テロリストたちの意思をも超えて、一つの強烈なメッセージに
なりつつあるのではないでしょうか?
ある意味で、非常に分かりやすいメッセージなんだと思う。
100年後、200年後、もしかすると1000年後にさえ語り継がれる
大事件なのかもしれないです。
20世紀を通じて育まれ、解決できなかった重大問題が集約されているような、
象徴的な事件だと思う。
>今度のテロも望むところは間違ってなくとも、方法に於いては
>何も生み出さず、かえって大きな不幸を呼び込むこととなりました。
テロリストたちが何を望んだかは、犯行メッセージが出されてませんので、
憶測の域を出ませんが、おそらく、彼らの思惑を超えて、“事件”は
一人歩きし始めているのだと思います。
この事件に関する道徳的判断は、批難されるのを覚悟で申し上げますが、
しばらく留保したいと思っています。
地球上に飢餓線上をさまよう人々が多数いて、先進国では考えられない水準の
貧しい生活をしている人々が、世界の大半を占め、
また、不当で理不尽な理由で国土を奪われ、虐げられている人々がいる現状で、
そういった問題には一切関心を示さず、地球上の資源の大半を湯水のように消費し、
自分たちのエゴを通している先進国の人たちの罪は、思った以上に
重いのかもしれない…と思うことがあります。
人を殺すことが悪であると私も思いますが、時々疑問に思うこともあります。
『カラマーゾフの兄弟』の件の「大審問官」の話の前段で、イヴァン・カラマーゾフは
理不尽に虐げられ殺された幼い女の子の涙が、神のご計画になぜ必要なのかと
だだをこねます。
神様を信じない人のために翻訳しますと、「来るべき理想社会のために立場の弱い
子どもの無辜の涙や血がなぜ必要とされなければならないか」ということになるでしょうか?
目を覆うような、悲惨な闘争の歴史を経ずしては、マンデル氏は南ア共和国の
大統領には決してなれることはなかったでしょう。
この地上に「正しき」が実現されるためには、実に多くの人の血が要求されるんだろうな
と私はどうしても悲観的に考えてしまいます。
これは メッセージ 140189 (kisimenjp さん)への返信です.
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