Re: どちらもが暴力装置
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/04/02 00:28 投稿番号: [139567 / 177456]
>ただ、気になるのは、パレスチナの指導者がきちんと決まったとして、一時的に領土を分けて和平が進んだとしても、「もしかしたら戦争になるのかもしれない」という状況のままでは、やっぱり軍事的な緊張やテロの危険性は多く残るのでは、ということです。
一朝一夕に揉め事を完全に解決しようというのは無理な話です。たぶん、今回の
危機を何とか乗り切ったとしても、いずれ次の危機が生じるでしょうし、偶発的な
衝突が起き戦争の危機が再燃する可能性はとにかく高いままで残るでしょう。
でもそれは避けられないことだと私は思うし、そんな危機を何度も乗り切れた国
だけが、対話による安全保障の仕組みを見いだすことができるのではとも思う。
日本が戦後57年間、一度も戦争に参加せずに済んだのは、第二次世界大戦で
多数の同胞を失ったからでした。もし、ミッドウェーで連合艦隊の主力空母4隻が
失われ、ガダルカナル戦でアメリカ軍との火力の差に気づいたタイミングで
将来の敗戦を予想し、本土が空襲で被害を受ける前に対米講和を試みていたと
したら、きっと日本の軍国主義は治癒することなく残り、また第二、第三の戦争を
経験しなくてはいけないところだったでしょう。
ヨーロッパもしかり。今でこそ国家統合が進み、軍事力を振りかざすことの多い
アメリカとは異なる柔軟路線を打ち出せるようになった欧州ですが、彼らがその
仕組みを確立するまでには、二度の世界大戦と40年以上の冷戦を経なければ
なりませんでした。二度の大戦による欧州の犠牲者の合計は二千万とも言われます。
平和のために血を流す必要があるとまでは言わないけど、血を流すこと、それを
目の当たりにすることが人間の文明を進歩させることもある。そうした危機を
乗り越えたときに、僅かな進歩かも知れないけどそれまでに為し得なかった文明の
ブレークスルーを経験できるのかも知れません。
>今の話の流れとしては、二つの民族をきちんと分ける?というような感じなのですが、きちんと分けてしまうと衝突の危険性は残りますよね。
衝突のやり方が変わればいい。今までは爆弾と戦車が衝突の為の道具だったのを、
例えば外交やスポーツに変えればいい。
それは明日からは無理だから、しばらくは国境線を挟んでにらみ合いが続くかも
知れないけど、そのにらみ合いの中から戦争とは違う別なやり方が出てくるかも
しれない。逆に言えば、そのにらみ合いに耐えられない国には、平和を望む資格は
ないのかもしれません。
何にせよ、徐々に徐々に、です。まずは今の危機をどうするか。次に、どれだけの
時間をかけてどんな段階を経て緊張を緩和していくか。それが大事なことだと
私は思います。
一朝一夕に揉め事を完全に解決しようというのは無理な話です。たぶん、今回の
危機を何とか乗り切ったとしても、いずれ次の危機が生じるでしょうし、偶発的な
衝突が起き戦争の危機が再燃する可能性はとにかく高いままで残るでしょう。
でもそれは避けられないことだと私は思うし、そんな危機を何度も乗り切れた国
だけが、対話による安全保障の仕組みを見いだすことができるのではとも思う。
日本が戦後57年間、一度も戦争に参加せずに済んだのは、第二次世界大戦で
多数の同胞を失ったからでした。もし、ミッドウェーで連合艦隊の主力空母4隻が
失われ、ガダルカナル戦でアメリカ軍との火力の差に気づいたタイミングで
将来の敗戦を予想し、本土が空襲で被害を受ける前に対米講和を試みていたと
したら、きっと日本の軍国主義は治癒することなく残り、また第二、第三の戦争を
経験しなくてはいけないところだったでしょう。
ヨーロッパもしかり。今でこそ国家統合が進み、軍事力を振りかざすことの多い
アメリカとは異なる柔軟路線を打ち出せるようになった欧州ですが、彼らがその
仕組みを確立するまでには、二度の世界大戦と40年以上の冷戦を経なければ
なりませんでした。二度の大戦による欧州の犠牲者の合計は二千万とも言われます。
平和のために血を流す必要があるとまでは言わないけど、血を流すこと、それを
目の当たりにすることが人間の文明を進歩させることもある。そうした危機を
乗り越えたときに、僅かな進歩かも知れないけどそれまでに為し得なかった文明の
ブレークスルーを経験できるのかも知れません。
>今の話の流れとしては、二つの民族をきちんと分ける?というような感じなのですが、きちんと分けてしまうと衝突の危険性は残りますよね。
衝突のやり方が変わればいい。今までは爆弾と戦車が衝突の為の道具だったのを、
例えば外交やスポーツに変えればいい。
それは明日からは無理だから、しばらくは国境線を挟んでにらみ合いが続くかも
知れないけど、そのにらみ合いの中から戦争とは違う別なやり方が出てくるかも
しれない。逆に言えば、そのにらみ合いに耐えられない国には、平和を望む資格は
ないのかもしれません。
何にせよ、徐々に徐々に、です。まずは今の危機をどうするか。次に、どれだけの
時間をかけてどんな段階を経て緊張を緩和していくか。それが大事なことだと
私は思います。
これは メッセージ 139565 (katakurichan さん)への返信です.
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