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誤魔化しの係数単位に     Ⅱ

投稿者: eru_0 投稿日時: 2002/03/28 07:01 投稿番号: [139312 / 177456]
「グレイ」:吸収線量の単位
  放射線エネルギーがどれだけ物質に吸収されたかで放射線の量(線量)を表す単位です。放射線にはよく知られているようにX線、ガンマ線、アルファ線やベータ線などがあり、それぞれの放射線のエネルギーも違うため、同じ強度(個数)でも放射線による物質(人体等)への影響は違ってきます。
  この単位はあまり馴染みがないかもしれませんが、放射線が細胞などに与える損傷は、放射線が物質に吸収されるエネルギーの大きさ(吸収線量)に依存します。放射線が何であっても、物質1kgあたり1ジュールのエネルギー(約4分の1カロリー)を与える放射線の量(吸収線量)が1グレイです。

「シーベルト」:線量等量の単位
  人体などの生体が放射線によって受ける損傷は、吸収エネルギーの大きさのほかに、放射線の種類にも影響されます。吸収線量グレイにこの放射線の種類による影響を考慮して補正係数をかけたのが線量等量で、単位はシーベルトです。
  この補正係数は、X線、ガンマ線、ベータ線に対しては1なので、吸収線量(グレイ)と線量等量(シーベルト)は同じ数値となりますが、アルファ線の場合は20、高速中性子線は10倍の補正が必要とされています。

注2:ベクレルからシーベルトへの換算について
  厳密には放射能の種類、強度、放射線のエネルギー等のデータに基づいて、身体内の吸収線量を求める必要があります。ここでは目安を得るために、ガンマ線やベータ線などよく経験される放射線を想定し、体重が50kg、身体内に入射した各放射線のエネルギーが平均500kev吸収されるとしています。
  地表面の放射能や、床面汚染の放射能に対しては、数平米以上の広がりがあるものとし、1平米から出た放射線の個数程度がが身体にあたるものと仮定しています。
  放射能が点状線源である場合や、アルファ線や中性子線の場合に使用するときは注意が必要です。
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