RE:民族紛争におけるテロ活動
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2002/03/23 21:04 投稿番号: [139067 / 177456]
レスありがとう、ゆあそんぐさん。
実は夕飯前(2時間ほど前)にレスしようと打ち込んでいたんですが、操作ミスで消えちゃいまして…こういうときはネスケの方が使い勝手いいですね。「戻る」やってもカキコ消えませんからね…。それはさておき(さて、再現できるかな…言葉って、そのときその場所で発するのが大事なんですよね…なんというか、モメンタムが失われちゃう)
>この感じが現時点でICC事務局で認識されてないとしても、この活動に関わる人達、
エトさん、の間でこのような認識が当たり前になっていくということは心強いです。
認識されていますよ。基本は、「みんな同じ夢を見て、それを実現するために力を合わせよう」ですから。まずはできるだけ、そして実績を重ね、実効性のあるシステムを具現化していく…みんなその理想のために、“アクション”を起こしているんです。
>ただ、リィルンの指摘するように無節操なテロを謀り続ける者達を束縛しなければ片手落ちだという面、これは別途の規定を設けなければ難しい問題です。
ええ、そうです。規程に犯罪として定義されていないという現実がある限り、これはICCとは独立した動きでなければなりません。問題は、ICCのように半世紀にもわたって全世界の協力を仰いできたような動きが、ICC以外の世界秩序構築の動きの中で結実するかどうかですね。そして、船頭はどこの国(あるいは地域)になるのか。これを一国に任せてよいのか。基本的なルール作りなしに、適宜な対応でその都度処理していく現在の姿勢を永続する余力が国際社会にあるのかどうか。課題は山積みです。
>何故なら各地で続く民族問題絡みのテロ、これはやはり戦争行為の中でのゲリラ戦と見なされなければ不公平ですし、この点は先のアラブ外相会議でも問題になったと思います。
民族問題というと、これは「西欧」にもあります。IRA問題がそうです。しかしIRA問題については、IRAの政治部門であるシン・フェイン党のアダムズ氏が英議会入りするなど、やっと事態が収束を見ていますがこれもIRAのみに問題があったのではなく、北アイルランド人に対する不当な扱いがあったのもまた事実として近年明らかになってきました。
反政府的なゲリラ運動であったとしても、それだけでゲリラの行動をすべて不当とすることにもまた問題があるわけです。英政府は少しずつこのような事実を認め始めるようになり、問題全体が収束に向かった背景には、こうした非を互いが認め合うというreciprocation of good will(誠意の返礼)が行われたという事実があるのです。
これと対照的なケースに、ペルーのトゥパク・アマル解放軍が当てはまります。フジモリ政権下で発足したこの解放戦線は、強権的なフジモリ政権に対し、民衆の支持を得て発足した運動でした。彼らが起こした日本大使館占拠事件などは世界的批判の対象となり、フジモリ政権の陰の金庫番であった日本もまたトゥパク・アマルのようなゲリラ(テロ)活動を強く非難しました。しかし、ではペルー政府側の真実というのは世界の知るところとなったのでしょうか?否です。
要は、ユアソンさんが指摘するように(一部の)テロをゲリラ戦とみなさなければならないという側面がある一方で、テロを単なるゲリラ戦とみなしてはならない状況もまた存在するわけです(これがイスラム諸国がテロ禁止条約に反対票を投じた理由でしょう)。肝心なのはその見極めです。そのために、やはりまずは世界各国が合意しうるテロの定義が必要になる。どんなに難航しても、テロの定義は採択されなければならないのです。それなくして、包括的なテロ対策など生まれようもありません。
実は夕飯前(2時間ほど前)にレスしようと打ち込んでいたんですが、操作ミスで消えちゃいまして…こういうときはネスケの方が使い勝手いいですね。「戻る」やってもカキコ消えませんからね…。それはさておき(さて、再現できるかな…言葉って、そのときその場所で発するのが大事なんですよね…なんというか、モメンタムが失われちゃう)
>この感じが現時点でICC事務局で認識されてないとしても、この活動に関わる人達、
エトさん、の間でこのような認識が当たり前になっていくということは心強いです。
認識されていますよ。基本は、「みんな同じ夢を見て、それを実現するために力を合わせよう」ですから。まずはできるだけ、そして実績を重ね、実効性のあるシステムを具現化していく…みんなその理想のために、“アクション”を起こしているんです。
>ただ、リィルンの指摘するように無節操なテロを謀り続ける者達を束縛しなければ片手落ちだという面、これは別途の規定を設けなければ難しい問題です。
ええ、そうです。規程に犯罪として定義されていないという現実がある限り、これはICCとは独立した動きでなければなりません。問題は、ICCのように半世紀にもわたって全世界の協力を仰いできたような動きが、ICC以外の世界秩序構築の動きの中で結実するかどうかですね。そして、船頭はどこの国(あるいは地域)になるのか。これを一国に任せてよいのか。基本的なルール作りなしに、適宜な対応でその都度処理していく現在の姿勢を永続する余力が国際社会にあるのかどうか。課題は山積みです。
>何故なら各地で続く民族問題絡みのテロ、これはやはり戦争行為の中でのゲリラ戦と見なされなければ不公平ですし、この点は先のアラブ外相会議でも問題になったと思います。
民族問題というと、これは「西欧」にもあります。IRA問題がそうです。しかしIRA問題については、IRAの政治部門であるシン・フェイン党のアダムズ氏が英議会入りするなど、やっと事態が収束を見ていますがこれもIRAのみに問題があったのではなく、北アイルランド人に対する不当な扱いがあったのもまた事実として近年明らかになってきました。
反政府的なゲリラ運動であったとしても、それだけでゲリラの行動をすべて不当とすることにもまた問題があるわけです。英政府は少しずつこのような事実を認め始めるようになり、問題全体が収束に向かった背景には、こうした非を互いが認め合うというreciprocation of good will(誠意の返礼)が行われたという事実があるのです。
これと対照的なケースに、ペルーのトゥパク・アマル解放軍が当てはまります。フジモリ政権下で発足したこの解放戦線は、強権的なフジモリ政権に対し、民衆の支持を得て発足した運動でした。彼らが起こした日本大使館占拠事件などは世界的批判の対象となり、フジモリ政権の陰の金庫番であった日本もまたトゥパク・アマルのようなゲリラ(テロ)活動を強く非難しました。しかし、ではペルー政府側の真実というのは世界の知るところとなったのでしょうか?否です。
要は、ユアソンさんが指摘するように(一部の)テロをゲリラ戦とみなさなければならないという側面がある一方で、テロを単なるゲリラ戦とみなしてはならない状況もまた存在するわけです(これがイスラム諸国がテロ禁止条約に反対票を投じた理由でしょう)。肝心なのはその見極めです。そのために、やはりまずは世界各国が合意しうるテロの定義が必要になる。どんなに難航しても、テロの定義は採択されなければならないのです。それなくして、包括的なテロ対策など生まれようもありません。
これは メッセージ 139039 (yoursong319 さん)への返信です.
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