対米全面テロ

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

NHK報道についての誤認識を正す(下)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2002/03/22 23:42 投稿番号: [139015 / 177456]
●米メディア反省会について

アフガン戦争が収束に向かおうとする中、アメリカのメディアの中でゆきすぎた非中立的な報道について疑問と反省の色が出始め、一流メディアとホワイトハウス報道官が一同に会す機会が設けられる。

当時は「中立でいられなかった」とCNN会長が名言してるかと思えば、ABC副社長はそのような状態の中でおいてこそメディアの真価が問われるとし、公正・中立であるべきメディアの基本姿勢について譲らない。

対してすっかり有名になったフライシャー・ホワイトハウス報道官は、密室で政策を決定し、専門家の意見を集めることでブッシュ大統領は冷静な判断を下すことができたという。これに対してタイム誌編集長はなおも食い下がって、そのような密室での決め事をメディアを通して公開しない姿勢は民主主義国家たる姿勢ではないと批判する。フライシャー報道官はたじたじで、反論を返せない。

・・・・・・・

戦争開始時から、米メディアのみに対する報道管制が敷かれ、日本のメディアは米メディアに先んじて情報を入手することはなかった。よって日本が報道する内容はほとんど買われた情報となり、それを元にした各局の結論も右倣いにならざるを得なかった。

日本国内のニュース番組の論調がほとんど同じになったのは、このようにニュースのソースがほとんど同じで、それに持論を付加して報道するまでの時間的余裕がなかったからだといえる。日本の論調が画一的になりがちだったのは、しょせん米メディアに頼りすぎたからに他ならない。NHKは10名を現地報道特派員として派遣したというが、民法各社は空爆の激化に伴い人件費や保障費の関係から派遣を見合わせ、現地から情報を仕入れることに専念した。結果的に、独自の最新情報はすべてNHKに集まり、民法各社は同じニュースソースをどう違う切り口でみせるか、という。まるで昨今のAV機器業界の製品の差別化努力のように、色付けや飾り付けだけが行われた(同じモノにアクセサリで個性を付加しようとする女子高生ファッションと同等と考えられる)。基本機能はもはやほとんど変わらないのに、だ。まあ、これがNHKの言い分だった。

しかし、当の米メディアも、反省会でもあったように最終的な決定やその話し合いの現場については完全にブラックアウトを食らっており、あくまで政府が述べる「真実」を報道する役割に徹するしかなかった。そしてその盲従姿勢について、米メディアがやっと反省をしはじめた、というのが番組の落ち着く先だった。

NHKとしてはアルジャジーラやABC、BBCなどの反骨精神豊かなメディアの誉れともいうべき存在に「新しい可能性」を見たという。でも、ここで言及されなかったのは、果たしてNHK自体がこの新しい可能性に組みするほどの独自性を保っていたかという点だったと思う。その点だけは、さすがNHK。玉虫色の結論だった。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)