>ICC:怒涛の・・(法秩序について)
投稿者: katakurichan 投稿日時: 2002/03/19 22:51 投稿番号: [138792 / 177456]
こんばんは、りぃる殿下。
>これは私とのやり取りで、派生した事で、報復戦争の反論過程に於いて、必ず出て来ると思います。私は報復戦争は是なのですが、katakurichanさんはこれをどの様に反論されますか?
うーん、殿下の質問に対する答えになるかどうかはわからないのですが。
その、テロにしても武力行使にしても、「力による抑止」というのは現実的に困難だと、私は思っているのです。米軍の力を知っていても大規模テロを働く人間はいるし、逆に、軍事で制圧しようとしてもテロは無くならない、それは中東和平が泥沼化しているのを見ても明らかですし。更に言うと、暴力に限らず、普通の人間は他者から「力」で押さえ込まれて嬉しいことはないわけです。「我慢」はできても「納得」はしないと思います。とりあえず我慢して、後で「納得」できることもありますが。
それで、法制度というのは(私個人の解釈なのですが)「お互いに納得する仕組み」なのだと思うわけです。人それぞれ考え方が違うけれど、お互いの共通認識として「法」や「ルール」というものを持つことで、何が問題なのかということが判別しやすくなり、判別がしやすければ、納得もしやすい。納得できれば恨みも残りにくい、報復の連鎖を断ち切る手助けができるというわけです(断ち切れない人もいるけれど、司法の手助けがあれば断ち切りやすくなると思う)。私は、法秩序という「お互いに納得する仕組み」は、人類の偉大な発明品だと思うので、絶対に粗末にしてはいけないと思っているのです。
それで、りぃるさんが「六法全書を持って戦場へ」っておっしゃっていましたけど(笑)、それはえとさんの回答の通り、戦争法を遵守するという国がどんどん増えつつあるということです。万が一、戦争を始めたとしても、最低限でも戦争法を守る、どんな場合でも法秩序を否定をしたくない、法秩序の否定を許さない、そういうことだろうと思います。戦争法は、個々の兵士を守るものでもあると思います。無益な殺生を上官から命令されずにすむし、戦う意志を捨てれば命は助けてもらえるから、戦争法の順守を明言するというのは、自国兵士を守るという意思表示でもあると考えます。
結局、テロに限らず犯罪には「人々が納得しやすい仕組みを管理運営することで、社会秩序を保ち、犯罪の発生率を下げる」ということが有効な対策ではないかと思っています。厳罰主義は犯罪の抑制にはならないということが、データでわかっているそうですが、それも、厳罰という「力」で犯罪を抑止できないということだと思います。けれど、ルール違反はきちんと裁き罰する、そういう仕組みが社会にある、そういう「安心感」は、社会秩序の維持に貢献しているかと思います。
ただ、現状では、世界中で納得している「共通認識としての法律」がイマイチみたいなので、未だに「自衛戦争」ということで「やりすぎちゃう」とか「他国を巻き込んじゃう」とか、そういう弊害があるように思います。
>これは私とのやり取りで、派生した事で、報復戦争の反論過程に於いて、必ず出て来ると思います。私は報復戦争は是なのですが、katakurichanさんはこれをどの様に反論されますか?
うーん、殿下の質問に対する答えになるかどうかはわからないのですが。
その、テロにしても武力行使にしても、「力による抑止」というのは現実的に困難だと、私は思っているのです。米軍の力を知っていても大規模テロを働く人間はいるし、逆に、軍事で制圧しようとしてもテロは無くならない、それは中東和平が泥沼化しているのを見ても明らかですし。更に言うと、暴力に限らず、普通の人間は他者から「力」で押さえ込まれて嬉しいことはないわけです。「我慢」はできても「納得」はしないと思います。とりあえず我慢して、後で「納得」できることもありますが。
それで、法制度というのは(私個人の解釈なのですが)「お互いに納得する仕組み」なのだと思うわけです。人それぞれ考え方が違うけれど、お互いの共通認識として「法」や「ルール」というものを持つことで、何が問題なのかということが判別しやすくなり、判別がしやすければ、納得もしやすい。納得できれば恨みも残りにくい、報復の連鎖を断ち切る手助けができるというわけです(断ち切れない人もいるけれど、司法の手助けがあれば断ち切りやすくなると思う)。私は、法秩序という「お互いに納得する仕組み」は、人類の偉大な発明品だと思うので、絶対に粗末にしてはいけないと思っているのです。
それで、りぃるさんが「六法全書を持って戦場へ」っておっしゃっていましたけど(笑)、それはえとさんの回答の通り、戦争法を遵守するという国がどんどん増えつつあるということです。万が一、戦争を始めたとしても、最低限でも戦争法を守る、どんな場合でも法秩序を否定をしたくない、法秩序の否定を許さない、そういうことだろうと思います。戦争法は、個々の兵士を守るものでもあると思います。無益な殺生を上官から命令されずにすむし、戦う意志を捨てれば命は助けてもらえるから、戦争法の順守を明言するというのは、自国兵士を守るという意思表示でもあると考えます。
結局、テロに限らず犯罪には「人々が納得しやすい仕組みを管理運営することで、社会秩序を保ち、犯罪の発生率を下げる」ということが有効な対策ではないかと思っています。厳罰主義は犯罪の抑制にはならないということが、データでわかっているそうですが、それも、厳罰という「力」で犯罪を抑止できないということだと思います。けれど、ルール違反はきちんと裁き罰する、そういう仕組みが社会にある、そういう「安心感」は、社会秩序の維持に貢献しているかと思います。
ただ、現状では、世界中で納得している「共通認識としての法律」がイマイチみたいなので、未だに「自衛戦争」ということで「やりすぎちゃう」とか「他国を巻き込んじゃう」とか、そういう弊害があるように思います。
これは メッセージ 138720 (li__il さん)への返信です.
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