li__ilへのレス2:民法の国際発展
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2002/01/31 20:40 投稿番号: [133141 / 177456]
>そうなのですが、民事もピンキリでは無く、特定項目をだけを取り扱うとか?
うんうん、そりゃそうだね。でもさ。じゃあ何を含める?それをどのようにして選定する?これが、非常に難しいと思うよ。とにかく多様で、多くの民族、文化が絡むわけだから、その融和点というのを見つけ出すのは大変なことだと思う。テロの定義1つとってみても、合意に至れないんだからね( ;^^)ヘ..
>刑法も、多くなると思いますよ。問題は、いきなり重刑を用いるのはどうか?と、言う事です。
刑法に関しては、国際刑事裁判所はあくまで人道に対する罪などの大罪について裁く司法機関だから、たしかに「誘拐」に値する「失踪」というのも犯罪要素の1つには含まれているみたいだけど、やはり個人レベル(被害者)の案件を扱うわけじゃないし、そういう意味ではテロが犯罪要素と含められても犯罪要素はこれ以上増えないと思うんだよね。ここでもまた、世界は未だ普遍的な(人類に対する罪に値しないような)犯罪を抑制するための刑法というのを制定することはまだまだできないと思う。だから、刑法はまだ増えないと思うよ。重刑なのは、あくまでそれ相応の重い罪であるから、だからね(^.^)
>それと、諸地域の似た慣習に基づいて、始めるとか。
まあ、これが現実的なアプローチだろうね。はなはだ未完成な状態でのスタートになるけど、やはり最初は地域レベルでのコンセンサス作りが妥当かな。
>>普遍的な価値を持つ刑法に基いた国際法の制定は、その第一次試験みたいなものだ。これを突破せずに、より包括的で全世界の賛同(もはや条約レベルではなく人権宣言にも等しいを一致を必要とする)を得られるような民法の成立は難しいと思います。
>目指すものが同じで、その方法論で異なる典型例ですね。(笑)
そうそう。目指すものが同じでもそれが包括するスコープ(範囲)と普遍性の面でまったく異なるからね。刑法にしたって、人類に対する罪と定義づけられるような重大な犯罪はともかく、一般に刑法に触れるような個人による限られた範囲での反社会的な行為などは、まだまだ国際法の管轄下に置くことはできないでしょう。だから、民法についても同じことがいえるんじゃないかな、と俺は思います。
これは メッセージ 133053 (li__il さん)への返信です.
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