>>善なるグローバリズム
投稿者: koukotsuNoHito 投稿日時: 2002/01/26 20:31 投稿番号: [132368 / 177456]
まずこの文章、部分転載ですが読んでから書き込みしてください。li_il 氏のもっとも他人を尊重していない点は、他人の文章をきちんと読解する能力が、非常に低いと言う点です。これは断定可能です。
chao_zoo 氏 et al. に感謝。
http://members.tripod.co.jp/serpent_owl/arch-text/chomsky.htm
【問】グローバリゼーションの衝撃をどのように説明されますか?
【答】グローバリゼーションという言葉は、現代のイデオロギーにおいてひどく誤用されています。グローバリゼーションという言葉自体は国際統合を意味します。これ自体は素晴らしいことです。だから誰もがグローバリゼーションに賛成します。しかし、この言葉は現在、特殊な方向に用いられています。ある特定の国際経済統合の形を言うものとして用いられているのです。過去25年間、一握りの豊かで有力な諸国、そしてそれら諸国の管理下にある一握りの国際的金融・企業が押し付けてきた国際経済統合です。
西側諸国の制度の力が甚大だったため、西側諸国の考えるグローバリゼーションがこの語の通俗的な意味となりました。ですから、グローバリゼーションを語る場合、偏って集中している権力に連動した構造が持つ、ある特定の基本原則をこの語が指していることを明確にするよう留意すべきです。グローバリゼーションが教育や雇用に与えた影響は有害なものなのです。
【問】今のような形のグローバリゼーションは、多くの国々の経済に害を及ぼしてきたのですか?
【答】そうです。グローバリゼーションは、耳にするようなプロパガンダとは逆に、多くの貧しい国の経済に害を及ぼしていますし、豊かな国家の経済にさえも害を及ぼしています。世界経済やその成長率は、過去25年間に著しく低下しました。例えばアメリカでは、経済や生産性の成長率は相当落ちており、収入や労働時間などの観点からすると、国民の大半にとってきわめて貧しい時代になっています。様々な分野で富と権力が甚だしく偏っています。しかし全般的な経済成長は、グローバリゼーションの下で相当ペースが落ちてきているのです。
驚くべきことに、通商でさえ、過去25年間に減速してきているのです。全体として見れば、グローバリゼーションの下で世界の大半はきわめて悲惨な時代を迎えているのです。グローバリゼーションの持つきわめて深刻な側面の一つは、民主的機能を阻害すること、様々な決定を開かれた民主的な公開の場から奪い去り、私的専横へと、すなわち、受け容れ難いまでに集中した富と権力の持ち主へと委ねてしまうことです。グローバリゼーションは教育から資産を奪い、一般国民から資産を奪い、その資産を容認しがたい私的権力へと変質させてきたのです。
20年前の状況と比べると、アメリカでは現在、国民の70%の平均所得が下がっています。その一方で、労働時間は劇的に延びています。アメリカの平均的な家庭は、10年前よりも年に約一ヶ月半多く働いています。しかし生活保障はきわめて厳しく後退させられています。人々は職につけるかどうかにも不安を抱えています。これは、ヨーロッパや他の先進国でも同様なのです。
掲載:2001/12/24(訳:wakner)
改訂版:2002/1/2
chao_zoo 氏 et al. に感謝。
http://members.tripod.co.jp/serpent_owl/arch-text/chomsky.htm
【問】グローバリゼーションの衝撃をどのように説明されますか?
【答】グローバリゼーションという言葉は、現代のイデオロギーにおいてひどく誤用されています。グローバリゼーションという言葉自体は国際統合を意味します。これ自体は素晴らしいことです。だから誰もがグローバリゼーションに賛成します。しかし、この言葉は現在、特殊な方向に用いられています。ある特定の国際経済統合の形を言うものとして用いられているのです。過去25年間、一握りの豊かで有力な諸国、そしてそれら諸国の管理下にある一握りの国際的金融・企業が押し付けてきた国際経済統合です。
西側諸国の制度の力が甚大だったため、西側諸国の考えるグローバリゼーションがこの語の通俗的な意味となりました。ですから、グローバリゼーションを語る場合、偏って集中している権力に連動した構造が持つ、ある特定の基本原則をこの語が指していることを明確にするよう留意すべきです。グローバリゼーションが教育や雇用に与えた影響は有害なものなのです。
【問】今のような形のグローバリゼーションは、多くの国々の経済に害を及ぼしてきたのですか?
【答】そうです。グローバリゼーションは、耳にするようなプロパガンダとは逆に、多くの貧しい国の経済に害を及ぼしていますし、豊かな国家の経済にさえも害を及ぼしています。世界経済やその成長率は、過去25年間に著しく低下しました。例えばアメリカでは、経済や生産性の成長率は相当落ちており、収入や労働時間などの観点からすると、国民の大半にとってきわめて貧しい時代になっています。様々な分野で富と権力が甚だしく偏っています。しかし全般的な経済成長は、グローバリゼーションの下で相当ペースが落ちてきているのです。
驚くべきことに、通商でさえ、過去25年間に減速してきているのです。全体として見れば、グローバリゼーションの下で世界の大半はきわめて悲惨な時代を迎えているのです。グローバリゼーションの持つきわめて深刻な側面の一つは、民主的機能を阻害すること、様々な決定を開かれた民主的な公開の場から奪い去り、私的専横へと、すなわち、受け容れ難いまでに集中した富と権力の持ち主へと委ねてしまうことです。グローバリゼーションは教育から資産を奪い、一般国民から資産を奪い、その資産を容認しがたい私的権力へと変質させてきたのです。
20年前の状況と比べると、アメリカでは現在、国民の70%の平均所得が下がっています。その一方で、労働時間は劇的に延びています。アメリカの平均的な家庭は、10年前よりも年に約一ヶ月半多く働いています。しかし生活保障はきわめて厳しく後退させられています。人々は職につけるかどうかにも不安を抱えています。これは、ヨーロッパや他の先進国でも同様なのです。
掲載:2001/12/24(訳:wakner)
改訂版:2002/1/2
これは メッセージ 132364 (li__il さん)への返信です.
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