>死刑制度(ふたたび)
投稿者: katakorichan 投稿日時: 2002/01/18 22:49 投稿番号: [131120 / 177456]
死刑制度(ふたたび)
nukeさん、もう一度、挑戦です。
まず、公序良俗に反することは、私的であっても公的機関であっても禁止されるという原則があると考えます。しかし、善意の市民の生命や財産を守る為に、必要に迫られた時・他にとるべき手段がない時などの場合、特定の職業に例外を認めています。これは、公的機関に例外を認めるということではなく、「特定の職務」に例外を認めるということです。
例えば、警察官が銃を所持しているのは国家に属しているからではなく、職業上、必要だからであると考えるわけです。同じように、一般には他人の身体に傷をつけてはいけないけれど、医者が治療の為に外科手術を行うことは、その職務上、例外を認めます。あらためて、警察が銃を使用する場合ですが、これも、犯人を殺傷することを目的としているわけではなくて、緊急避難のため(被害者の救出などのため)ということが、前提となります。
で、死刑という制度なのですが、まず、緊急避難的な要素はありません。犯人は、既に一般社会から隔離されていますから、市民社会の安全を脅かすわけではありません。ですから、「殺す必要はない」というような考え方も出てくるわけです。また、前に述べたように、「後で取り返しがつかないから、やめておいたほうが無難」という考え方も出てきます。
しかし、だからといって、隔離さえしてればいいのかというわけではなくて、ここで、やはり社会の「感情」をも考える必要があると思うのです。最初、感情編と理屈編を分けて考えたのですが、やはり、市民感情を無視するわけにはいかないわけです。善良な市民の、社会秩序に対する「安心感」というものは、満たされることが望ましいと思います。nukeさんの「腹が立つ」という感情も、無視してはいけないのです(笑)
そうなると、凶悪な殺人犯に対して、宗教的な意味合いで「許す」ことはあっても、社会の運営という観点からは「許すべきではない」、何らかの懲罰が必要であると考えても当然で、「死刑」が全く不当な制度であるとも断定できない、つまり、前回、私は「個人の殺人を認めず、国家の殺人を認めるとのは筋が通らない」と書きましたが、この考え方だけでは、やはり、説得力がないと思います。
と、いろいろ考えた上で、やはり、死刑制度は廃止、もしくは無期延期としたほうがいいと思います。やはり「取り返しがつかない」という考えが一番強くて、また、裁判官や死刑執行人の精神的な負荷を軽減すべきだと思うからです。社会通念というものも変化してきて、死刑廃絶の他国の動向も無視できません。懲罰の観点で言えば、終身刑も同程度に厳しいものだとも考えてもいいように思います。
あ、長い、ふぅ。
nukeさん、もう一度、挑戦です。
まず、公序良俗に反することは、私的であっても公的機関であっても禁止されるという原則があると考えます。しかし、善意の市民の生命や財産を守る為に、必要に迫られた時・他にとるべき手段がない時などの場合、特定の職業に例外を認めています。これは、公的機関に例外を認めるということではなく、「特定の職務」に例外を認めるということです。
例えば、警察官が銃を所持しているのは国家に属しているからではなく、職業上、必要だからであると考えるわけです。同じように、一般には他人の身体に傷をつけてはいけないけれど、医者が治療の為に外科手術を行うことは、その職務上、例外を認めます。あらためて、警察が銃を使用する場合ですが、これも、犯人を殺傷することを目的としているわけではなくて、緊急避難のため(被害者の救出などのため)ということが、前提となります。
で、死刑という制度なのですが、まず、緊急避難的な要素はありません。犯人は、既に一般社会から隔離されていますから、市民社会の安全を脅かすわけではありません。ですから、「殺す必要はない」というような考え方も出てくるわけです。また、前に述べたように、「後で取り返しがつかないから、やめておいたほうが無難」という考え方も出てきます。
しかし、だからといって、隔離さえしてればいいのかというわけではなくて、ここで、やはり社会の「感情」をも考える必要があると思うのです。最初、感情編と理屈編を分けて考えたのですが、やはり、市民感情を無視するわけにはいかないわけです。善良な市民の、社会秩序に対する「安心感」というものは、満たされることが望ましいと思います。nukeさんの「腹が立つ」という感情も、無視してはいけないのです(笑)
そうなると、凶悪な殺人犯に対して、宗教的な意味合いで「許す」ことはあっても、社会の運営という観点からは「許すべきではない」、何らかの懲罰が必要であると考えても当然で、「死刑」が全く不当な制度であるとも断定できない、つまり、前回、私は「個人の殺人を認めず、国家の殺人を認めるとのは筋が通らない」と書きましたが、この考え方だけでは、やはり、説得力がないと思います。
と、いろいろ考えた上で、やはり、死刑制度は廃止、もしくは無期延期としたほうがいいと思います。やはり「取り返しがつかない」という考えが一番強くて、また、裁判官や死刑執行人の精神的な負荷を軽減すべきだと思うからです。社会通念というものも変化してきて、死刑廃絶の他国の動向も無視できません。懲罰の観点で言えば、終身刑も同程度に厳しいものだとも考えてもいいように思います。
あ、長い、ふぅ。
これは メッセージ 130803 (nuketusetus さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/131120.html