Re: 死刑制度(総集編)
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/01/17 01:10 投稿番号: [130803 / 177456]
>すごく難しいのが、国家権力というのは、どこまで許されるのか?というバランス
>ですよね。強権すぎたらイヤだけど、犯罪は厳しく取り締まってほしいという、
>このワガママをどうしたらいいやら。
まあ、難しく考えすぎないことですね。
古今東西の数百の国家と為政者とその国民が、数千年に渡って考え続けてきた問題です。
「国家の権力はこのくらいがちょうどいい」とか簡単に結論が出せるものだとしたら、
まあ、戦争もテロも虐殺もクーデターもなくなると思いませんか?
一つには、国家権力のような弾みがついたら容易に止まらないパワーシステムは、
必要十分な程度まで弱くしておく方がリスクが小さいという考え方。
もう一つは、必要に応じて国家権力の影響力を変えられるような柔軟なシステムが
望ましいという考え方(この視点によれば、のべつまくなしに強権をふるわせるより
要る時にしか国家に強権を与えない柔軟性のため、有事法制には価値があると言えます)、
私が考えるとしたらこの辺の視点からでしょうか。
>それから、ルールというのは感情を抜きにして作るべきだと思ったのですが、
>しかし、現実には裁判でも「情状酌量」なんていうことがあって、人間のやること
>から感情を抜きにするなんて、無理、というか、感情抜きにやるべきではないの
>かな?と考えたり・・・
ルール(というか法律)に、暖かい血が流れている必要はないと私なら考えます。
そのかわり、それを運用する人間が、必要に応じて感情面を加味すれば良いと思う。
「情状酌量」だって、法律で「情状酌量とはかくあるべき」と決まっているわけでなく、
ただ、運用者である裁判官に法律の範囲内で刑を定める権利を与えているに過ぎない。
「法律+運用者」において、剛直な法の精神と人間味のある為政が共存していれば
良いのではと思います。
これは メッセージ 130793 (katakorichan さん)への返信です.
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