kisimenjpさんへ
投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/01/16 20:05 投稿番号: [130742 / 177456]
>人もそれぞれならば公正と言いながら自分にあった意見を
>そう思いたいだけではないですか?
私が偏狭な見方しか出来ず、人としても至らぬ点が多々あるのは真っ先に認めるところです。それ故に情報を知識と言い換えれば集めている自負はありますが、内容を判断する知性が足りない自覚もあります。
辺見氏の記事については普通に書くと、拳に力が入りすぎてる感じがするのですが。。。
>ですから我々は恐怖の眼差しか、自分もその渦中では獣になるしか
>ないような危うさで眺めるしかありません。
あのレポートは辺見氏ほど感性を研ぎ澄まして世界を飛び回り細部に近づき、人々に感銘を与える方でも、その視点がありふれたものになってしまう、戦争の狂気が伝わってきます。また、出来の悪いレポートこそ、全てに強烈な印象を受ける彼の人間性の素晴らしさの証左でしょう。
狂気の中で、彼は「これほどつよい眼の光を私は見たことがない。その光は、哀願だけでない、譴責、糾弾、絶望の色をこもごも帯びて、私をぶすりと刺した。ブルカは脱ぐも脱がないもない、しばしば、生きんがための屈辱を隠してもいるのだと知った。」とあります。
彼が非難していた「米国の論理」の中には性的な嫌がらせを禁じた「セクシャル・ハラスメント」があります。「なあなあの論理」で「どこを見るのも自由だろ」的な日本では生まれにくい、原理、原則に拘る米国らしい点です。日本でも取り入れられた「セクハラ」は、自由を愛する米国でも屈辱と恐怖から弱者を救う事を優先させた結果で、まさに辺見氏の行った行為を禁じたものです。
従ってあのレポートは「犯罪者の体験記」と言い換えられます。確かにアフガニスタンは米国でも日本でもありませんから罪には問われないでしょう。しかし平常心を失いがちな狂気の中で細部に近づこうとした彼は、もしかしたら北部同盟の兵士に混じり、女性に暴行加えたかも知れません、農民をなぶり殺しにしたかも知れません、犯罪の痕跡は賄賂を送って井戸に放り込んでしまったかも知れません。
まったくナンセンスな話です。しかし「虐殺・暴行体験記」が紙面に載ったら、断固として糾弾、いや、犯罪者をして裁きを受けさせなければなりません。やはりどこかで「線」を引く必要があります。
kisimenjpさんはどこまでなら賞賛を送ることが出来ますか?、あるいは文学なら罪を問わずに善し悪しで判断するべきでしょうか?
私には細部を見ようとした辺見氏が、見失った大きなものがあると思いますよ。
>>足を失った孫とおじいちゃんの時の流れすら、意味を失ってしまったような姿
ちなみに私の想像ではないです。BBCが伝えてくれた壮絶な映像でした。土壁の横に置かれたベッドの子供も、傍らで座るおじいちゃんも怒り?、悲哀?、絶望?、何かを表情に出そうとした直前で、全身が凝り固まって動かないのです。陽光に照らし出されて宙を舞う埃だけが、時の流れを告げる壮絶な映像でした。彼らから一体何を奪ってしまったのか私には推し量ることが出来ません、それでも報道が言葉、映像で教えてくれる視点が、私には必要です。
>そう思いたいだけではないですか?
私が偏狭な見方しか出来ず、人としても至らぬ点が多々あるのは真っ先に認めるところです。それ故に情報を知識と言い換えれば集めている自負はありますが、内容を判断する知性が足りない自覚もあります。
辺見氏の記事については普通に書くと、拳に力が入りすぎてる感じがするのですが。。。
>ですから我々は恐怖の眼差しか、自分もその渦中では獣になるしか
>ないような危うさで眺めるしかありません。
あのレポートは辺見氏ほど感性を研ぎ澄まして世界を飛び回り細部に近づき、人々に感銘を与える方でも、その視点がありふれたものになってしまう、戦争の狂気が伝わってきます。また、出来の悪いレポートこそ、全てに強烈な印象を受ける彼の人間性の素晴らしさの証左でしょう。
狂気の中で、彼は「これほどつよい眼の光を私は見たことがない。その光は、哀願だけでない、譴責、糾弾、絶望の色をこもごも帯びて、私をぶすりと刺した。ブルカは脱ぐも脱がないもない、しばしば、生きんがための屈辱を隠してもいるのだと知った。」とあります。
彼が非難していた「米国の論理」の中には性的な嫌がらせを禁じた「セクシャル・ハラスメント」があります。「なあなあの論理」で「どこを見るのも自由だろ」的な日本では生まれにくい、原理、原則に拘る米国らしい点です。日本でも取り入れられた「セクハラ」は、自由を愛する米国でも屈辱と恐怖から弱者を救う事を優先させた結果で、まさに辺見氏の行った行為を禁じたものです。
従ってあのレポートは「犯罪者の体験記」と言い換えられます。確かにアフガニスタンは米国でも日本でもありませんから罪には問われないでしょう。しかし平常心を失いがちな狂気の中で細部に近づこうとした彼は、もしかしたら北部同盟の兵士に混じり、女性に暴行加えたかも知れません、農民をなぶり殺しにしたかも知れません、犯罪の痕跡は賄賂を送って井戸に放り込んでしまったかも知れません。
まったくナンセンスな話です。しかし「虐殺・暴行体験記」が紙面に載ったら、断固として糾弾、いや、犯罪者をして裁きを受けさせなければなりません。やはりどこかで「線」を引く必要があります。
kisimenjpさんはどこまでなら賞賛を送ることが出来ますか?、あるいは文学なら罪を問わずに善し悪しで判断するべきでしょうか?
私には細部を見ようとした辺見氏が、見失った大きなものがあると思いますよ。
>>足を失った孫とおじいちゃんの時の流れすら、意味を失ってしまったような姿
ちなみに私の想像ではないです。BBCが伝えてくれた壮絶な映像でした。土壁の横に置かれたベッドの子供も、傍らで座るおじいちゃんも怒り?、悲哀?、絶望?、何かを表情に出そうとした直前で、全身が凝り固まって動かないのです。陽光に照らし出されて宙を舞う埃だけが、時の流れを告げる壮絶な映像でした。彼らから一体何を奪ってしまったのか私には推し量ることが出来ません、それでも報道が言葉、映像で教えてくれる視点が、私には必要です。
これは メッセージ 130604 (kisimenjp さん)への返信です.
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