憎悪や恐怖にくじけるな
投稿者: chottomato2 投稿日時: 2001/12/30 22:24 投稿番号: [128447 / 177456]
皇室にかわいい女の子が生まれたということで、日本の国会は天皇制に批判的な共産党も含めてお祝いの議決をした。新聞も祝賀記事であふれた。市井の1人の子どもが虐待されて死んだニュースにもみんなで心を痛める。
その一方で、最近も「アフガニスタン東部のナカ村で米軍による空爆で、女性や子どもを中心に少なくとも25人が死亡した」というベタ記事が載っている。戦争ならいいのか、こんなに小さなニュースなのか。世の中の、人の命の扱い方の格差をいぶかしく思わざるをえない。
マスコミ界の先輩が「こんな時代にとても示唆的です」とアメリカの故ケネディ大統領の演説を送ってくれた。米ソの核戦争の瀬戸際までいったキューバ危機を乗り越えた翌63年6月、アメリカン大学での「平和の戦略」と題する演説である。
「われわれの平和とは?
アメリカの武器によって強いられたパックス・アメリカーナではない。墓場の平和、奴隷の安全でもない」
「それは人々が子どもたちのためによりよい生活を築く希望のある真の平和。永続する平和。それを不可能、非現実的というのは敗北主義である。人間がもたらした問題は人間が解決できるはず」
「結局のところ、われわれはみんなこの小さな地球に住み、同じ空気を吸い、子どもの未来を思いやりながら、命を終えるのだから」
ケネディの演説は、日本が戦争から学んだものと同じではないか。今年の世界をおおった憎悪や恐怖に、人々はくじけてはいけないということなのではないか。
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以上、今朝の朝日新聞「ポリティカにっぽん」より部分転載。
これは メッセージ 128441 (jp_zoso さん)への返信です.
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