対米全面テロ

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米国の覇権主義を糾弾するために・・・

投稿者: frommetoallofyou 投稿日時: 2001/12/15 02:28 投稿番号: [125302 / 177456]
私は、ソ連邦崩壊から現今に至る国際政治状況が、唯一の超大国となった
アメリカの「力による支配」に引きずれ、誤った方向に向かいつつあることを、
心から危惧する。

多くの識者は、「自由主義 対 共産主義」という冷戦時代の対立の構図が
崩れ去った後の、平和を脅かす不安定要因として、「宗教原理主義」や
「民族間の地域紛争」を数え挙げた。しかるに、私は、21世紀の国際政治に
おいて、よりグローバルにして、より根本的な問題は、まさしく、
一方に唯一の超大国となったアメリカの「力による支配」があり、
他方に国際法に基づく平和秩序を構築しようという「理性的立場」があって、
この両者、すなわち、「力による覇権主義 対 理性による国際法治主義」という
対立こそが、国際政治上の、より重要かつ本質的な対立の構図であると、
そのように考える。

その観点から考えれば、最近のアメリカの国際戦略の意味がよく解る

たとえば、CTBT包括的核実験禁止条約への米国の反対、生物兵器禁止条約への
米国の反対、国際刑事裁判所設立運動に対する米国の妨害、国連分担金の
支出を渋る米国の対国連非協力、そして昨日のABM制限条約からの
米国の一方的撤退・・・等々。

これらは、いずれも、「米国が軍事的に圧倒的優位を保持することが
国際平和の維持の前提である」という、米国の鼻もちならない覇権主義に
もとづくものであると言えるであろう。また、国際機関の軽視は、軍事力の
圧倒的優位を恃みにして、世界各国の尊厳と主権を平然と蹂躙し、反米勢力を
力でねじふせることが「米国にとっての平和への道だ」と錯覚する、
「強者の傲り」以外の何でもない。

このような、米国の「力による支配」を「覇権主義」と定義する。
それは、国際政治研究家・田中宇氏が「帝国主義の形を変えた復活」あるいは
「植民地主義の復活」と定義されるのと、同趣旨である。
http://tanakanews.com/b1114colony.htm

これに対抗すべき我々の「理性の立場」とは、一つには「理論的な言論」、
いま一つは、理性的思考を具現したものとしての国際法の重視、さらに、
いま一つは、国際法に基づく平和秩序の確立維持のための組織としての
国連等の国際機関の擁護であると考える。

されば、我々は、「理論的な言論」を戦わせ、国際法を擁護し、国連などの
国際機関の強化を追求すべきであり、それこそが米国の「覇権主義」=「帝国主義」
に対抗するための正しい道であると、私は考える。
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