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マスード将軍ハザラ人虐殺説の根拠は?

投稿者: truth_pursuiter 投稿日時: 2001/12/13 01:42 投稿番号: [124780 / 177456]
済まないが、
>マスード将軍もハザラ人村を皆殺しのようにした経緯があるそうです
の根拠をお知りであれば、当方に教えていただきたい。当方はそれをずっと探しているのである。

今まで当方がネット上で拾うことができた「北部同盟各派」の戦争犯罪には,以下のようなものがあったが、どれも根拠が薄いのである。

(1)1999年末から2000年初頭
Sangcharak地方及びその周辺からの国内避難民は、同地域が統一戦線に掌握されていた4ヶ月の間の略式処刑、住宅への放火、広範囲にわたる略奪について、詳細に述べた。
報告によると,幾つかの例では家族の面前で被害者が処刑された。
  こうした攻撃の標的となった人々は,主として民族的にはパシュトゥン人であり、タジク人のケースもあった。(HRW)

  (2)   1999年4月:バーミアンにおけるイスラム統一党の虐殺・暴行
4月21日、バーミアンを支配域に収めた後、統一戦線の一派であるイスラム統一党(Hizb-Wahdat)に属する軍隊が,タリバンを支持している容疑で住民を殴打・拘留し、彼らの住居を燃やした。
イスラム統一党は1999年5月、激しい戦いの末に町の占領を放棄し,タリバンへ引き渡した。(HRW)

(3)   1998年9月20〜21日
数発のロケット砲がカブール北部へ打ち込まれ、うち1発が混雑した夜の市場に命中した。死者は推定数で76人から180人の範囲である。
統一戦線指揮官のマスードの報道官は容疑(責任)を否定したが、攻撃はカブールから25マイル北方に陣取るマスードの軍によって行われたと、広く信じられている。

http://www.asyura.com/sora/war1/msg/575.html

まず,(1)(2)の情報ソースであるHRWだが,これは元々,北部同盟の人権蹂躙を連呼している団体であり,他に同種の情報がない以上,割り引いて聞くべきであろう.

また,(2)の行為であるが,これは「戦場での混乱」の中で起きたものであり,戦場であればどこでも起こりうるものである.
もちろん,これを是とするわけではないが,マスードが意図して起こしたものとは言えないであろう.

(3)であるが,軍事通の多い某掲示板によると,
「25マイルも射程のあるロケット弾なんて、米軍のMLRSか旧ソ連のスマーチくらいしかこの世にな」く,「もちろん,どっちもアフガンには存在しない」とのことである.
また,夜の市場に、砲弾が1発命中しただけで、「76から180人も死ぬのか?」という基本的な疑問もある.
夜中に賑わうラマダン中ならありえるかもしれないが,
「98年のラマダンは12月20日〜翌年1月18日までで該当しない。
ただ、市場がそのまま住居であることは想像に難くないので、イスラム協会が10両前後保有するらしいBM21の40連装ロケット弾あたりを全弾叩き込めば、それくらいの被害は出るかも知らん。
ただ、こいつの射程は20kmしかない。25マイルってkmに換算すると40km前後。同盟軍が保有する最長射程の兵器がM46・130mm榴弾砲だ。こいつの射程は29km.
軍事的意味も全くないしな」
と,一笑に付されているのである.
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