対米全面テロ

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ICC:軍事法廷の反民主制について(上)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2001/12/01 10:30 投稿番号: [120958 / 177456]
http://www.nytimes.com/2001/11/17/opinion/17SLAU.html?ex=1007010048&ei=1&en=635894157f34cc3d

『アルカーイダは世界注視の場で裁かれるべき』

2001年11月17日

ANNE-MARIE SLAUGHTER

ケンブリッジ、マサチューセッツ州 -- ブッシュ大統領は火曜日、連邦法廷ではなく軍法委員会にてテロリスト容疑者たちを裁く権限を政府に与える大統領令に署名した。どんなに都合がよく適切であろうとも、軍法委員会による裁判はテロとの闘い、憲法、そして法の支配に対して悲惨な結果を招くことになるだろう。

現政権がこのような形の裁判を望むのは、機密事項を扱う証拠を秘密裏に提示できるからだ。軍法委員会の行動基準はペンタゴンによって策定され、憲法が定める保護措置や保証については無視される。また、裁判は国外において行われる可能性が高いため、国内における安全保障上のリスクが生じず、米国内メディアによる報道も間違いなく少なく抑えられるだろう。

ただし、同盟諸国や現政権が主張するようにメディア戦争が軍事戦争と同様に重要であるならば、このような裁判を行うことで敵に比類なき勝利を与えることになるだろう。イランのモハメッド・カタミ大統領は9月11日の攻撃を非難したが、オサマ・ビンラディン氏が関与した証拠を提示する必要があると語ている。この証拠を秘密裏に提示するようでは国際社会は納得できず、ビンラディン氏のプロパガンダ効果をより強めるだけである。また、このような裁判の後に執行される軍事処刑は数多くの新たな殉教者を生むだけである。

たとえばこれは世界にはどのように映るのだろうか。ティモシー・マクベイは168人の同胞を殺害した。にもかかわらず、彼は合衆国内の法廷で、連邦刑事裁判におけるすべての憲法上の保護と保護措置を与えられ、公の場で裁かれた。しかし被告が外国人になると(おそらく特にムスリムになると)、正義の執行は秘密裏に機能する暫定的な軍法委員会によって執り行われる。

法的意味合いにおいても、このような裁判はテロリストたちに象徴的な勝利を与えてしまうだけである。合衆国は彼等を「権利を持たない戦闘員」すなわち、戦争法を犯した軍人であると主張するだろうが、これによって彼等を戦闘員とみなし、犯罪者とみなしていないことになる。つまり、このような裁判が行われることによって、テロリストたちをアメリカに戦争を挑むイスラムの戦士であると認め、称えたたことになるのだ。これぞ、合衆国が一番送りたくないメッセージだろう。アルカーイダ・メンバーは海賊や人身売買あるいは拷問行為を行う国際的な無法者集団なのである。

より踏み込んで考えれば、このような裁判は我々の人としてのあり方そのものに疑問を投げかけるものでもある。過去このような軍法委員会が適用されたことは稀で、敵国で捉えたスパイなどを裁くために適用されてきた。それを我が国は、長期的なメカニズムとして、テロリストたちの拘束と裁判という我々の主要な戦争目的を果たすために導入しようとしている。さらに、ブッシュ大統領によれば、我々は憲法によって体現された価値観を、我々の生き方を破壊しようとする敵から守るために戦っているのだそうだ。ではなぜ、その過程でこれらの価値観を否定するような行為に及ぶのだろうか?

・・・(下)につづく
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