講演会報告:中村医師とペシャワール会(1)
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2001/11/19 12:53 投稿番号: [117902 / 177456]
●プロローグ:待ち時間中の観測
17:10分過ぎ、社会文化会館の外の長蛇の列がやっと動き始めて会場に入ることができた。680名を収納可能な5Fの三宅坂ホールには、先頭にプレス団が陣取って、講演会の実行委員会の人々が所狭しと活発に動き回っていた。
会場内にはBGMが絶えず流れていた。ジョン・レノンの映画「イマジン」のサントラだ。穏やかな音楽が流れる中、渡された資料を読みながらうんうんうなずている隣の年配の男性を尻目に、周りを見渡してみる。実に様々な年齢層・業種の人々がいることに気付く。この人たちがすべて、中村哲医師の講演が聞きたくて、土曜のこの時間に集まってるんだなと感じた。親子連れ、高校生と見られるグループ、大学生、近所のお母さんたちの寄り合い組織の面々らしき人々、教師、教授、聖職者(シスター)、年配者、一部有名人(名前はおそらく今週発刊の「週間金曜日」に掲載される)など、年齢、立場を越えた人たちが、中村医師の口からアフガンの真実が語られるのを待ちわびている。活動家もそうでない人々も、みな今日ここで語られる真実を欲しているのが伝わってきた。そして、自分もその1人だった。
公演時間間近になって、BGMがイマジンのサントラ全曲ではなく、「イマジン」そのものをエンドレスに流すようになる(実はこの時点であまりの盲目的平和主義の空気のなかで気分が悪くなり、イヤホンで耳を塞いでしまった。同じ曲の繰り返し演奏は、実に洗脳的で危険だと感じた。余談だが、気分転換に聴いていたのはケミストリーのデビュー・アルバムだった)
BGMが「イマジン」のみに変わり、講演時間が近づいても人の波は収まらず、ついに680名収容の会場は満席になった。しかし人々は増えつづけ、ついにステージの上にまで人をあげることになった。最終的にはステージの9割を後から来た人たちが占拠する形になり、残りの1割の面積で小柄な中村先生は講演をはじめなければならなかった。講演にはスライドショーも伴ったので、これらの人たちはステージ上で間近でその投影画面を見なければならなかった。さぞ首が痛かったことだろう。
そうして800人強の人々を収容し、18:30。遂に中村先生がその姿を現した
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