対米全面テロ

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荒れた地 心に輝き(1)

投稿者: enomoto0072 投稿日時: 2001/10/29 00:46 投稿番号: [107878 / 177456]
中村哲氏インタビュー
『北海道新聞』10月28日付朝刊

――江別と札幌の講演会で、アフガニスタンの本当の姿が伝えられていない、と言っていましたね。
ええ。あそこは、日本で培われた常識とまったく違う世界です。国土の三分の二が高山地帯で、村から村まで、馬と徒歩で一週間かかるというのが珍しくない。二千円で、家族十人が一カ月食っていける。電気を使えるのは全土の1、2%にすぎません。なにより、人の命がとても軽い。

――死が日常的だということですか。
そうですね。ある母親は赤痢の子どもを抱えて、半日がかりで僕の診療所にたどり着いたのですが、同じような患者が二百人も待っていて、腕の中で子どもが冷たくなっていくのを見ているしかなかった。

――中村さんの本には「人の命、一人二百二十円」という表現が出てきます。
それは、悪性マラリアが大流行したとき、薬のキニーネが一人分二百二十円だったんです。同じころ、日本では、一人数千万円、数億円の臓器移植が議論されていました。

――アフガニスタンと日本で命の重さが違うと?
うん。たしかなことは、アフガニスタンでは、生と死を神様が決めたことと受け止めているのに対し、日本では、生死の定義にマニュアルがいるということです。とてつもなく貧しい辺境の地で、人々は生への執着や死の不安から自由なんです。

――とはいっても、死が日常になったのは、絶え間ない戦争のせいもあると思いますが。
もちろん、そうです。とくに、この二十二年問の内戦は、かつてないほど国を荒らしました。政治抗争に部族の対立がからみ、それに、米ソをはじめとする国外からの干渉があって、ひどい争いが続いた。千八百万人ほどの人口なのに、二百万人が死にました。
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