第三世界の絶望見ない米(2)
投稿者: enomoto0072 投稿日時: 2001/10/28 17:50 投稿番号: [107653 / 177456]
○単純、短絡な首相の姿
世界の人口を百人と仮定すれば、七十人が有色人種で三十人が白人、うち五十人は栄養失調に苦しみ、その中の六人が全世界の富の59%を所有し、その六人ともがアメリカ国籍だという。
一切台切を持ったアメリカが、第三世界の絶望を理解せず、一方的な正義を振りかざして、ハリウッド製戦争映画のような気分で空爆をやってのけるのだとしたら、人はタリバンにも、ビンラディンにもなる。
ひるがえって、こうした事態に日本の態度はどうなのか。百年以上も前に脱亜入欧を決意したこの国は、緒についたばかりの構造改革のかたわら、アメリカの軍事行動支援の態度を鮮明にした。「感動した。立派だった」は小泉純一郎首相の口癖のようだが、そのような言葉を使う首相が、いまやヤクザ映画以上に単純で、どこか短絡したように映るのは、九月十一日以降、世界が「昨日までのように美しくもなくなった」からでもあるのだろうか。
(ひさま・じゅうぎ
作家)
これは メッセージ 107652 (enomoto0072 さん)への返信です.
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