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人口増加という爆弾(3/3)

投稿者: koukotsuNoHito 投稿日時: 2001/10/22 07:33 投稿番号: [102782 / 177456]
  これが人口という爆弾を認識しようという試みの結びである。ここで、厳しい「現状」から離れて、もう少し推測を交えた事柄について考えてみたい。爆弾がエーリッヒの本より30年ほど前に爆発していたことで、私たちは、なぜもっと早い時期に警鐘を鳴らさなかったのかと、彼やその仲間の生態学者らを非難したくなるかもしれない。しかし、彼らが警鐘を鳴らしたとしても、それは聞き入れられなかっただろう。もっとも聡明な知識人でさえ、一部は人口問題の存在を見出せなかったし、問題がはるかかなたに見えてきたと認めることすら拒んできた人々もいた。そして現在、この危機的な状況を世界に知らせるべく数十年にわたって努力してきた人々の言葉に耳を傾け様という人々はほとんどいない。
  すばらしい努力を重ねてきた人々もいる。ポール・エーリッヒ、アン・エーリッヒ、クリーブ・ポインテイング、コリン・キャンベル、デビット・ピメンテル、マルシア・ピメンテルらの業績に加えて、ヴァージニア・アバーネシー、アルバート・バートレット、レスター・ブラウン、サンドラ・バッケンス、グレッチェン・デイリー、リチャード・ダンカン、ロバート・エングルマン、ガレット・ハーディン、マリオ・ジャンピエトロ、ノーマン・メイヤーズ、ジャック・パーソンス、ピーター・トッド、メリー・ホワイト、ウォルター・ヤンクィストからも重要な意見が寄せられた。
  このような人々が行う数多くの優れた講演(アル・バートレットだけでも1200回)や、彼らが執筆した同様に優れた論文や書籍が、歴史の道順に何らかの影響を与えてきたかどうかを語るのは難しいが、ホモサピエンスがこのように先見の明を持った人々を生み出したという事実は、人類として賞賛してもよいだろう。繁殖の問題について、人類がその無能さを乗り越えて生存しつづける可能性を誰がどう考えようとも、彼らは、種を繁殖させるという私たちの骨の髄までしみこんだ性癖を、なんとか抑えようと奮闘してきたのである。

アンドリュー R.B. ファーガソン
イギリスの「最適な人口のトラスト」
研究責任者

#いまさらローマクラブ「成長の限界」ということも無かろう、と考えてあれこれ探していたところちょうど良くこの文章を拾った。貴重だと思ったため、ここにオンライン化を行った。ぜひ本誌を御参考されたい。内容的には、いくつか見落としている点があるように思うが、人口問題について最初にこのような衝撃を受けてみるのも面白かろうなどと感じた。翻訳は、あら、と思うところもあった。転載する場合、直接著者の許可を得て頂きたい。(「哲学の予感」も同様)
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