対米全面テロ

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テロに関する「唯経済的」考察Last

投稿者: hana_2001_jp 投稿日時: 2001/10/20 21:32 投稿番号: [101790 / 177456]
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=1143582&tid=bpjfa4lla5fa5m&sid=1143582&mid=101789
のつづき

>
> 自殺テロリストが生み出される条件今回のテロ事件について、「カッターナイフが旅
> 客機をミサイルに変えてしまった。現代産業社会は、異なる文明との衝突で重大な危
> 機に直面している」という見方がある。しかし、この観察は、重大な点を見逃してい
> る。それは、自殺志願者の存在だ。それがなければ、旅客機は、決してミサイルには
> ならないのである。現代社会は、自らの命を顧みないテロ行為に対して脆弱であるこ
> とがわかったが、その条件を満たさないテロに対しては、かなりの程度は頑強なので
> ある。
>
> したがって、問題の本質は、「何が狂信的な自殺志願者を生んだのか?   それは、イ
> スラム原理主義なのか、それともアフガニスタンの貧しさか?」ということである。
>
> 私は、後者だと思うのである。貧しいからこそ、盲目的な殉教者が生まれる。それは、
> なによりも、バランスの取れた教育を受ける機会がないからだ。そして、日常生活に
> 望みがないからだ。逆にいえば、ある程度の豊かな生活が保証され、合理的思考のた
> めの教育が与えられれば、どのような宗教のもとでも、狂信的な自殺テロリストが大
> 量に生み出されることはないはずである(オウム真理教の場合でさえ、実行犯は生き
> 延びている)。
>
> このような観点に立って現代世界を見渡せば、いくつかのことがいえる。
>
> まず、経済的な面で、中国とアフガニスタンは、既に大きく異なる道を歩んでいる。
> アフガニスタンは依然として貧困にあえいでいるが、中国は、すでに経済的離陸に成
> 功し、驚くべき経済成長を実現しつつある。「将来は現在より豊かになる」というこ
> とを、多くの人が実感しているのだ。そして、豊かさの見本は、すでに身近に存在す
> る。このような社会が、テロリストを生み出したり、軍事大国化したり、あるいは政
> 治的な混乱状態に逆戻りするとは、とても考えられない。「働けば将来豊かになれる」
> と確信できるとき、人間はテロなどやってはいられないのである。
>
> イスラム原理主義者を改宗させることはできない。だから、もし問題の本質が宗教の
> 違いなら、われわれはテロを根絶することはできない。報復は報復を生むだけであろ
> う。現代産業社会は、まさに解決不可能な問題を突きつけられたことになる。しかし、
> もし問題の本質が経済的な豊かさの差であれば、われわれはそれを縮小させることが
> できる。実現に時間がかかるのは事実だし、容易ならざる課題であるのも事実だ。し
> かし、それは、決して不可能な課題ではないのである。
>
> 以上で述べたことは、「現実知らずのナイーブなたわごと」と思われるかもしれない。
> しかし、私もイスラム圏を旅行し、人びとと話したことがある。だから、彼らの態度
> や考え方を知らないわけではない。ごく限られた経験だったが、私は、彼らとのあい
> だの溝が絶望的に深いことを思い知らされた。「それにもかかわらず」、私は以上の
> ように考えているのである。
>
>
> http://www.noguchi.co.jp/archive/diary/
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