>炭疽菌
投稿者: gothiquevamp 投稿日時: 2001/10/19 01:12 投稿番号: [100363 / 177456]
≪炭疽菌≫
炭疽菌は人間と動物に共通する伝染病「炭疽病」を引き起こす細菌。炭疽病は元来、ウシ、ウマなど草食動物の感染症で、病獣に触れると人間にも感染する。人間に感染した場合の死亡率は25−60%と非常に高い。だが、人間から人間へはうつらないとされ、これまで感染例は報告されていない。
炭疽菌は長さ三−十マイクロメートル程度で、酸素に触れると何層もの殻に囲まれて簡単には死なない直径二−六マイクロメートルの胞子(芽胞)を形成。通常は、この状態で動物のふんや土壌中に存在している。胞子が皮膚に付いたり体内に入るなどして温度や湿度などの条件が整うと再び菌として活動を開始。潜伏期間は二−七日程度。
土壌などからの分離や培養に難しい技術は不要で、九州大学微生物工学研究室の園元謙二教授は「専門的な知識や施設を持たないごく普通の人でも、容器と水と栄養さえあれば、自家製ヨーグルトを作るような感覚で、常温の室内で簡単に培養できる」と話す。
培養した菌は粉末状の胞子にして容易に持ち歩ける。また人間同士では感染しないことから、標的地域だけをピンポイントで狙う生物兵器として散布される可能性が高いともいわれている。
人間への感染は、主に皮膚、鼻、口の三経路。皮膚の場合は最初、感染部分に痛みの少ない潰瘍(かいよう)ができる程度だが、菌が全身にひろがると高熱が続いて死亡する。
鼻から吸い込んで肺に感染すると発熱、呼吸困難、チアノーゼ、かっ血など、胞子が付いた食物を食べて消化器が感染すると下痢、腹痛などの症状があらわれる。特に、肺に感染した場合の死亡率はほぼ100%に達するとされている。
予防や初期症状の治療には抗生物質が有効で、日本医師会では「ペニシリンが第一選択薬」としている。米国の医薬品店では炭疽菌に有効な抗生物質「シプロ」が爆発的に売れている。日本ではワクチン入手など厚生労働省が対策を急いでいる。
http://www.sankei.co.jp/databox/attack/html/words007.html
これは メッセージ 100361 (gothiquevamp さん)への返信です.
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