PA選挙と国境情勢
投稿者: abutouma 投稿日時: 2005/01/10 08:06 投稿番号: [8758 / 20008]
速報:アブ・マーゼン候補が勝利宣言(1月9日)
9日のPA議長選挙は、東エルサレムを中心に各地でイスラエル当局による妨害があったため、予定の終了時間を2時間延長して、午後9時まで投票が続けられた。選挙管理委員会のナーセル委員長の発表では最終投票率は71%。
ビール・ゼート大学など三団体が実施した出口調査結果は、いずれもアブ・マーゼン候補の得票率が65〜69%に達し、24%程度のバルグーティ候補に大差をつけ、前者の圧勝を伝えている。午後11時現在、アル・ジャジーラ放送はファタハがラーマッラーで早くも開催した祝勝会の様子を中継している。アブ・マーゼン候補は
「この勝利をアラファトとすべての殉教者たちの英霊、そして獄中の同胞に捧げる」
と勝利宣言を行った。
ハマースとジハードはいずれも投票ボイコットを宣言。
アブ・マーゼン候補には投票出来ないが、世俗的で穏健・和平交渉支持のバルグーティ候補にも投票出来ず、棄権するしかなかったと言う事だろう。
ジェニンではイスラエル軍に指名手配されているズベイディ司令官ら、アル・アクサ殉教者旅団のメンバーが武装して投票所に現れ、アブ・マーゼン候補に投票した。午後11時現在、彼ら武装ゲリラもジェニンの街頭に繰り出して祝勝会をやっているらしい。
ヒズボッラーとイスラエル軍が交戦:続報(1月9日)
この日正午前後のシェバア農地における交戦について、イスラエルのモファズ国防相は
「パレスチナ議長選挙を妨害しようとするヒズボッラーとイランの意図だ」
とコメントしたが、これに対し、ヒズボッラーの南部方面司令官のカウーク師はアル・マナール・テレビに出演、
「攻撃はレバノン領土解放闘争の一環である」
という立場を繰り返して発表した。
アル・マナール・テレビはまた、この日の交戦でヒズボッラー側にも戦死者一名が出たことを発表した。
ヒズボッラーとイスラエル軍が交戦(1月9日)
パレスチナ暫定自治政府議長選挙の投票日にあたる9日、ゴラン高原に隣接するシェバア農地で、ヒズボッラーとイスラエル軍の交戦が起きた。
シェバア農地は、国際的にはシリア領と認知されているが、2000年5月にイスラエル軍が南レバノン占領地から全面撤退した際、レバノンが自国領であると主張し始めた場所。レバノンの主張の背景には、イスラエル軍撤退により武装闘争継続の口実を失うヒズボッラーと、対イスラエル同盟からレバノンを脱落させたくないシリアの一致した利害があると見られている。
この日の交戦のきっかけはヒズボッラーが仕掛けた爆弾がイスラエル側でパトロールにあたっていた車両を爆破したことである。続いて激しい砲火の応酬が起きた。
ヒズボッラーはAP通信にあてた声明で、
「午前11時50分、レバノン領土解放闘争の一環としてゼブディーン検問所に向かう車両を標的に爆弾による攻撃を行った。爆弾はジープ一台を直撃した」
と発表。ハ・アレツ紙電子版によればイスラエル軍将校1名が死亡した他、3名の負傷者が出ている。
また、UNIFIL(国連レバノン暫定軍)のストルーガー報道官は、停戦監視部隊に所属するフランス人将校一名がイスラエル側の砲撃で殉職したことを発表した。
これまで数ヶ月平穏だったこの地域で、何故この日ヒズボッラーが攻撃を仕掛けたかは不明。今月末に駐留期限が切れるUNIFIL部隊の駐留期間延長協議が国連安保理で行われるが、安保理決議第1559号の履行を迫る圧力として駐留部隊が削減されるとの観測もあり(「内閣と国会」12月17日付記事参照)、それと関係しているのかもしれない。
9日のPA議長選挙は、東エルサレムを中心に各地でイスラエル当局による妨害があったため、予定の終了時間を2時間延長して、午後9時まで投票が続けられた。選挙管理委員会のナーセル委員長の発表では最終投票率は71%。
ビール・ゼート大学など三団体が実施した出口調査結果は、いずれもアブ・マーゼン候補の得票率が65〜69%に達し、24%程度のバルグーティ候補に大差をつけ、前者の圧勝を伝えている。午後11時現在、アル・ジャジーラ放送はファタハがラーマッラーで早くも開催した祝勝会の様子を中継している。アブ・マーゼン候補は
「この勝利をアラファトとすべての殉教者たちの英霊、そして獄中の同胞に捧げる」
と勝利宣言を行った。
ハマースとジハードはいずれも投票ボイコットを宣言。
アブ・マーゼン候補には投票出来ないが、世俗的で穏健・和平交渉支持のバルグーティ候補にも投票出来ず、棄権するしかなかったと言う事だろう。
ジェニンではイスラエル軍に指名手配されているズベイディ司令官ら、アル・アクサ殉教者旅団のメンバーが武装して投票所に現れ、アブ・マーゼン候補に投票した。午後11時現在、彼ら武装ゲリラもジェニンの街頭に繰り出して祝勝会をやっているらしい。
ヒズボッラーとイスラエル軍が交戦:続報(1月9日)
この日正午前後のシェバア農地における交戦について、イスラエルのモファズ国防相は
「パレスチナ議長選挙を妨害しようとするヒズボッラーとイランの意図だ」
とコメントしたが、これに対し、ヒズボッラーの南部方面司令官のカウーク師はアル・マナール・テレビに出演、
「攻撃はレバノン領土解放闘争の一環である」
という立場を繰り返して発表した。
アル・マナール・テレビはまた、この日の交戦でヒズボッラー側にも戦死者一名が出たことを発表した。
ヒズボッラーとイスラエル軍が交戦(1月9日)
パレスチナ暫定自治政府議長選挙の投票日にあたる9日、ゴラン高原に隣接するシェバア農地で、ヒズボッラーとイスラエル軍の交戦が起きた。
シェバア農地は、国際的にはシリア領と認知されているが、2000年5月にイスラエル軍が南レバノン占領地から全面撤退した際、レバノンが自国領であると主張し始めた場所。レバノンの主張の背景には、イスラエル軍撤退により武装闘争継続の口実を失うヒズボッラーと、対イスラエル同盟からレバノンを脱落させたくないシリアの一致した利害があると見られている。
この日の交戦のきっかけはヒズボッラーが仕掛けた爆弾がイスラエル側でパトロールにあたっていた車両を爆破したことである。続いて激しい砲火の応酬が起きた。
ヒズボッラーはAP通信にあてた声明で、
「午前11時50分、レバノン領土解放闘争の一環としてゼブディーン検問所に向かう車両を標的に爆弾による攻撃を行った。爆弾はジープ一台を直撃した」
と発表。ハ・アレツ紙電子版によればイスラエル軍将校1名が死亡した他、3名の負傷者が出ている。
また、UNIFIL(国連レバノン暫定軍)のストルーガー報道官は、停戦監視部隊に所属するフランス人将校一名がイスラエル側の砲撃で殉職したことを発表した。
これまで数ヶ月平穏だったこの地域で、何故この日ヒズボッラーが攻撃を仕掛けたかは不明。今月末に駐留期限が切れるUNIFIL部隊の駐留期間延長協議が国連安保理で行われるが、安保理決議第1559号の履行を迫る圧力として駐留部隊が削減されるとの観測もあり(「内閣と国会」12月17日付記事参照)、それと関係しているのかもしれない。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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