イスラエル/パレスチナ和平

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

選挙戦終了

投稿者: abutouma 投稿日時: 2005/01/08 04:46 投稿番号: [8753 / 20008]
http://www.geocities.jp/beirutreport/index.html

議長選挙キャンペーン最終日(1月7日)

  7日はPA議長選挙キャンペーン期間の最終日。6日にはカーター元米大統領の他、ヨルダンなどからも国際選挙監視団が現地入りし、既に活動を開始しているEUの監視団に合流した。

  アブ・マーゼン候補は当初この日にイスラエル支配下の東エルサレムで遊説することになっていたが、直前になって中止、アッラームなど東エルサレムに隣接する西岸地区の街区での遊説に変更した。
  変更の理由をアラビア語メディアは
「イスラエル軍兵士に警護されて遊説している様子が報じられるとイメージが悪くなるため」
としている。パレスチナ自治政府の次期議長が、先日「敵シオニスト」呼ばわりしたばかり(下記4日付記事参照)のイスラエル軍に護衛してもらうようでは、確かに格好悪すぎる   (実際、この日エルサレムで遊説を行ったバルグーティ候補がアル・アクサ・モスクに入ろうとしてイスラエル軍に拘束され、西岸に追い返される一幕があった)。
  或いは、イスラエルの宗教過激派による妨害を恐れてのことかもしれない。過激派に襲われ、「敵シオニスト」兵士に救われ、「赤いダビデの星(イスラエルでは赤十字ではなく赤いダビデの星)」社の救急車でハダサ病院に運ばれ、「敵シオニスト」医師の治療を受けることになったら…しゃれにならない。
  なおイスラエルの獄中にあるパレスチナ人(多くが政治犯)に投票させよと言うPAの要求はイスラエルの裁判所に却下された。

  立候補者は7名だが、実質的にはアブ・マーゼンとムスタファ・バルグーティ候補の対決と言う構図になっている。パレスチナ最大・最古の政党ファタハの圧倒的選挙マシンを背景に、アブ・マーゼンの勝利は動かないだろうから、非ファタハ勢力が相乗りして後押しするバルグーティ候補がどこまで得票するかが最大の焦点と言って良い。つまり、ファタハに対する批判票がどれほどあるのかと言う点だ。この割合が高ければ高いほど、当選後のアブ・マーゼンの行動に対する制約は大きくなる。もっとも指導部がバルグーティ候補支持を呼びかけたPFLP内で、軍事部門の「アブ・アリ・ムスタファ殉教者旅団」が支持撤回を求めるなど、元来が寄り合い所帯のバルグーティ陣営がどこまで団結して戦えるかは疑問だ。
 
  アブ・マーゼンとファタハに対する批判票=武装闘争継続賛成票と言うことにもならない。バルグーティ候補は既述(12月29日付記事参照)のように、元来穏健なインテリ市民派であり、政策的にはアブ・マーゼンらファタハ穏健派とは大差ないからだ。マルワーン・バルグーティかハマースの候補が出馬していれば、武装闘争継続に対する国民投票のような性格の選挙になっていたかもしれないが。

  一方、6日夜にはリクード(40議席)、労働党(21議席)、統一トーラー党(5議席)が連立合意に署名。安息日明けの10日にイスラエルの新内閣が発足する見込み。宗教施設への予算配分を求めた統一トーラー党は3ヶ月の限定で連立に加わるが、閣僚は送らない。予算配分状況などを3ヶ月後に評価して、政権残留の可否を決める。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)