イスラエル/パレスチナ和平

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アブ・マーゼンがヒズボッラー用語を使う

投稿者: abutouma 投稿日時: 2005/01/05 04:01 投稿番号: [8739 / 20008]
アブ・マーゼン候補が「敵シオニスト」と発言(1月4日)

  選挙運動でガザ遊説中のアブ・マーゼン候補は4日、ハーン・ユーニスでイスラエルのことを「敵シオニスト」と表現、イスラエル側から猛反発を買っている。
  問題の発言は、数日前のイスラエル軍侵攻で11名が犠牲になったばかりのハーン・ユーニスで飛び出した。
  4日朝にはイスラエル軍の砲撃で、ガザ北部のベート・ラヒヤ村でさらに7名が殺害された。アブ・マーゼンは、ハーン・ユーニスの聴衆に向かって、このベート・ラヒヤの犠牲者の冥福を祈る中で、
「敵シオニストの砲撃によって亡くなった・・・」
とやったのである。

  国内的には、武装闘争を最後まで放棄しなかったアラファトの後継者として、対外的には武装闘争放棄を訴える穏健な現実主義者として振舞うことを運命付けられたアブ・マーゼンのこと、選挙演説でも相矛盾する発言が飛び出すことは予想出来た。
  アラファトが「ジェニングラード」と名づけた西岸北部のジェニンを訪問した時は、よりによってイスラエルの指名手配リストのトップ、サカリア・ズベイディ司令官以下のアル・アクサ殉教者旅団のゲリラたちに肩車された。ラファハでもゲリラたちを「自由の戦士」と持ち上げた。アル・アクサ旅団と言えば、アブ・マーゼンが批判し続けてきた「インティファーダ武装化」の象徴のような存在である。
  そうかと思うと、3日はガザで
「カッサーム・ロケットの攻撃は百害あって一利なし。即刻止めるべきだ」
と発言し、ゲリラの猛反発を招いた。そして4日。アラファトさえオスロ合意以来使ってこなかった
「敵シオニスト」
という発言で今度はイスラエル側を激昂させた。
  オルメルト副首相は、イスラエル・ラジオに対し、
「アブ・マーゼンの発言はとうてい許容出来ない。(選挙日の)9日以降も同じ発言があった場合、対応を考えざるを得ない」
と語っている。
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