ハンスト
投稿者: abutouma 投稿日時: 2004/08/16 06:27 投稿番号: [7873 / 20008]
ハンスト開始とハワトメ議長インタビューをアップしました。
http://www.geocities.jp/beirutreport/index.html
客観性と中立性を保つためあえてHPにはコメントしませんでしたが、ハンストに対するハ・ネグビ公安相の発言には第三者の小生でも怒りが抑えられません。他人の痛みというのには一切興味が無いのでしょうか。
それとも、これが、
「テロには譲歩しない」
ということなのでしょうか?皆さんはどう思われますか?
パレスチナ人囚人のハンガーストライキ(8月15日)
イスラエルの刑務所に収容されているパレスチナ人政治犯4,000名(8,000名中、インティファーダの活動家らが中心)は、劣悪な刑務所の環境改善を求め、15日、一斉にハンガーストライキを開始した。
イスラエルのハ・ネグビ公安相は既に
「死ぬまでハンストを続ければいい。囚人の要求に応じる予定は無い」
と発言している。
ハワトメDFLP議長インタビュー(8月15日)
NBNテレビの対談番組「歴史が語るなら」は、ナーイフ・ハワトメDELP議長のインタビューを放送した。インタビューアーはソアード・カルート・アル・アシー。
第一回目の15日放映分は、ハワトメがアラブ民族主義に目覚め、革命に身を投じていく経緯が中心だった。ジョルジュ・ハバシュ(後のPFLP議長)らとベイルートでアラブ解放運動(ALM)を結成するところまでがカバーされた。
ハワトメ議長はパレスチナ民族解放運動史の中でユニークな地位を占める。
まず出自が変わっていて、パレスチナ人ではなく、ヨルダン川東側、サルト市出身なのである。そしてキリスト教徒だ。
そのハワトメ少年がどうやってアラブ民族主義に目覚めたか?
「ナクバ(悲惨な大災害を意味するアラビア語。イスラエル建国とパレスチナの喪失を指す)の敗北感は子供心に強烈だった。小学校からアラブ民族としての連帯を強調する教育を受けており、ナクバには屈辱感を味わった。また当時ヨルダン領だった今日の西岸地区でシャロン(現イスラエル首相)が初めて行った虐殺事件(キビヤ村でのゲリラ掃討作戦を指す)には大きなショックを受けた」
ナセルに代表されるアラブ民族主義と革命の気運がアラブ世界を席巻した1950年代、英国の全面的な支援を受けた親米英国家ヨルダンのハーシム王家は、保守反動の象徴のように見なされていた。そのヨルダンにして、アラブ民族主義教育を行っていたというのが驚きである。
反米デモに参加し、初めて投獄されたのが13歳の時。そして19歳になった1957年、同じく反米行動が理由で当局の追及を受け、レバノンに逃れた。バグダード条約加盟問題をめぐり、レバノンが第一回目の内戦を始めた時期である。この時はトリポリを拠点にバアス党以下の左派勢力の反シャマウーン政権運動に参加し、武装組織を任されたという。トリポリにおける当時の盟友には後にレバノン首相になるラシード・カラーミ(内戦中の1988年に暗殺された。LFのジャアジャア司令官が容疑を受けている)が居た。
シャマウーン大統領退陣でこの内戦が終結すると、今度はやはり革命の騒乱の只中にあったイラクへ向かう。
まさに、革命に身を捧げた生涯だ。
テレビで見るハワトメ議長の印象を一言で言うなら、「政治家」というよりも「イデオローグ」だ。
話は筋が通っているし、記憶力も抜群で、半世紀も昔の話を淀みなく、実に細かく再現する。しかしその内容と言えば、1950年代の冷戦時代の思考様式そのまま。世界を「進歩的革命勢力」と「保守反動の資本主義勢力」に二分して、何もかもその分類で説明する。卑俗な例え話や冗談などは一切混じえず、1の質問に対し10くらいの回答を返す。くそ真面目な顔で滔々と理論を述べ続ける。はっきり言って、面白みがない。
アラファト議長やジブリールPFLP-GC議長から受ける印象とは対照的だ。
彼らはイデオローグではなく、政治家だ。その話にはいかがわしい部分や、何か隠しているな、と思わせるような部分がいっぱいある。しかし同時に聞き手を魅了するところがあるのも事実だ。
なるほど、こうやって比べてみると、こんにちまで現役バリバリのアラファトやジブリールに対し、ハワトメとDFLPはほとんど影響力を失い、歴史上の存在になってしまった理由がよくわかる。
にも関わらず、歴史の生き証人としてのハワトメ議長の証言は貴重だ。
かつて1970年代に、PLO傘下組織としては最も早く、西岸・ガザにミニ・パレスチナ国家をつくるという案を提唱したのがDFLPである。同時に、ヨルダン王室、レバノン政府そしてイスラエルに対して最も過激な「テロ行動」を繰り広げたのもDFLPであった。1999年のフ
http://www.geocities.jp/beirutreport/index.html
客観性と中立性を保つためあえてHPにはコメントしませんでしたが、ハンストに対するハ・ネグビ公安相の発言には第三者の小生でも怒りが抑えられません。他人の痛みというのには一切興味が無いのでしょうか。
それとも、これが、
「テロには譲歩しない」
ということなのでしょうか?皆さんはどう思われますか?
パレスチナ人囚人のハンガーストライキ(8月15日)
イスラエルの刑務所に収容されているパレスチナ人政治犯4,000名(8,000名中、インティファーダの活動家らが中心)は、劣悪な刑務所の環境改善を求め、15日、一斉にハンガーストライキを開始した。
イスラエルのハ・ネグビ公安相は既に
「死ぬまでハンストを続ければいい。囚人の要求に応じる予定は無い」
と発言している。
ハワトメDFLP議長インタビュー(8月15日)
NBNテレビの対談番組「歴史が語るなら」は、ナーイフ・ハワトメDELP議長のインタビューを放送した。インタビューアーはソアード・カルート・アル・アシー。
第一回目の15日放映分は、ハワトメがアラブ民族主義に目覚め、革命に身を投じていく経緯が中心だった。ジョルジュ・ハバシュ(後のPFLP議長)らとベイルートでアラブ解放運動(ALM)を結成するところまでがカバーされた。
ハワトメ議長はパレスチナ民族解放運動史の中でユニークな地位を占める。
まず出自が変わっていて、パレスチナ人ではなく、ヨルダン川東側、サルト市出身なのである。そしてキリスト教徒だ。
そのハワトメ少年がどうやってアラブ民族主義に目覚めたか?
「ナクバ(悲惨な大災害を意味するアラビア語。イスラエル建国とパレスチナの喪失を指す)の敗北感は子供心に強烈だった。小学校からアラブ民族としての連帯を強調する教育を受けており、ナクバには屈辱感を味わった。また当時ヨルダン領だった今日の西岸地区でシャロン(現イスラエル首相)が初めて行った虐殺事件(キビヤ村でのゲリラ掃討作戦を指す)には大きなショックを受けた」
ナセルに代表されるアラブ民族主義と革命の気運がアラブ世界を席巻した1950年代、英国の全面的な支援を受けた親米英国家ヨルダンのハーシム王家は、保守反動の象徴のように見なされていた。そのヨルダンにして、アラブ民族主義教育を行っていたというのが驚きである。
反米デモに参加し、初めて投獄されたのが13歳の時。そして19歳になった1957年、同じく反米行動が理由で当局の追及を受け、レバノンに逃れた。バグダード条約加盟問題をめぐり、レバノンが第一回目の内戦を始めた時期である。この時はトリポリを拠点にバアス党以下の左派勢力の反シャマウーン政権運動に参加し、武装組織を任されたという。トリポリにおける当時の盟友には後にレバノン首相になるラシード・カラーミ(内戦中の1988年に暗殺された。LFのジャアジャア司令官が容疑を受けている)が居た。
シャマウーン大統領退陣でこの内戦が終結すると、今度はやはり革命の騒乱の只中にあったイラクへ向かう。
まさに、革命に身を捧げた生涯だ。
テレビで見るハワトメ議長の印象を一言で言うなら、「政治家」というよりも「イデオローグ」だ。
話は筋が通っているし、記憶力も抜群で、半世紀も昔の話を淀みなく、実に細かく再現する。しかしその内容と言えば、1950年代の冷戦時代の思考様式そのまま。世界を「進歩的革命勢力」と「保守反動の資本主義勢力」に二分して、何もかもその分類で説明する。卑俗な例え話や冗談などは一切混じえず、1の質問に対し10くらいの回答を返す。くそ真面目な顔で滔々と理論を述べ続ける。はっきり言って、面白みがない。
アラファト議長やジブリールPFLP-GC議長から受ける印象とは対照的だ。
彼らはイデオローグではなく、政治家だ。その話にはいかがわしい部分や、何か隠しているな、と思わせるような部分がいっぱいある。しかし同時に聞き手を魅了するところがあるのも事実だ。
なるほど、こうやって比べてみると、こんにちまで現役バリバリのアラファトやジブリールに対し、ハワトメとDFLPはほとんど影響力を失い、歴史上の存在になってしまった理由がよくわかる。
にも関わらず、歴史の生き証人としてのハワトメ議長の証言は貴重だ。
かつて1970年代に、PLO傘下組織としては最も早く、西岸・ガザにミニ・パレスチナ国家をつくるという案を提唱したのがDFLPである。同時に、ヨルダン王室、レバノン政府そしてイスラエルに対して最も過激な「テロ行動」を繰り広げたのもDFLPであった。1999年のフ
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