イスラエル/パレスチナ和平

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ヤシン暗殺に対する考察

投稿者: fujinohigumajp 投稿日時: 2004/04/01 10:19 投稿番号: [7478 / 20008]
  まずヤシン師そのものは暗殺されても文句の言えない存在ではあります。ハマスはテロ組織としての側面と政治団体としての側面がありますがその主催である師は重犯罪者か公人であるかのどちらか(若しくは両方)です。

なぜヤシン師をイの一番に狙ったか?現在ではヤシン師は組織の象徴としての存在であり実質的な組織の運営/指導はランティシ師以下の役割になっています。よってヤシン師を暗殺してもハマスそのものが組織維持に問題が出てきたり弱体化することはありません。
ヤシン師を暗殺する、、、強烈な印象を世界に与えつつ現実的には何の影響も無いことを意味します。ハマスそのものにダメージを与えるだけならランティシ師を暗殺する方が先決ですし大ダメージです。

では何故なのか?2つの思考が考えられます。
*クレイ政権への押し付け的支援
   パレスチナ国内ではクレイ氏は半ば裏切り者扱いで民衆の評価が低くカリスマ性でアラファト/ヤシンの2大勢力巨頭に大きく劣ります。この2人が   生存する限りクレイ氏に民意が集まる事はないので自治政権に集権させるには2人は邪魔な存在です。ランティシ程度だったらクレイ氏にも勝ち目があります。
*シャロン首相の収賄疑惑の逃げ道の構築
   当然これだけの騒ぎですからアラブ世界の反感は一気に逆上しイスラエル国内では非常事態ともいえる国内不安が巻き起こり弾劾どころではなくなります。このような状態で元首交代は自殺行為なので超法規的措置で不起訴処分にさえなる可能性すらあります。

どちらにせよハマスはイスラエルとパレスチナ自治政府によって邪魔な存在ではあります。民衆にとっては自治政府以上に信頼する組織ですがそれは自治政府(ファタハ)の不甲斐無さといった所でしょうか。
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